...キッチンには戸板が付いている...
...戸板を買いに行くついでに、土日のイベント情報を確認した...
...会社の入り口の戸板が錆びているので交換する必要がある...
...今日は授業で戸板の修理方法を習った...
...古民家には戸板があって、風情がある...
...戸板の杉(すぎ)の赤みが鰹節(かつおぶし)の心(しん)のように半透明にまっ赤(か)に光っているので...
有島武郎 「或る女」
...戸板(といた)を敷(し)いてこれを防(ふせ)げなどと戒(いまし)められてゐる...
今村明恒 「地震の話」
...八カ所ばかり戸板の上で握飯が作られた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...さいぜん走(はし)りたる者(もの)ども戸板(といた)むしろなど担(かた)げる用意をなしきたり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...もう一度二階へ行つて見よう」穴をあけて紐をブラ下げた戸板を見ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...素早く戸板や蓙(ござ)を持って来て...
水上滝太郎 「九月一日」
...重い戸板がことんと音を立てた...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...彼女は吃驚(びっくり)していきなり戸板の方を凝視した...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...私はれいの戸板のところで...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...どちらも戸板一枚に並べるだけの品しかなかったし...
山本周五郎 「季節のない街」
...戸板の支度をするように頼んだ...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...戸板でここへ運んで来たの...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...「みんな知ってたのね」戸板に乗ってでも寮へゆき...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...そっと戸板の枕元へ膝を折ると...
吉川英治 「黒田如水」
...駕(かご)でも戸板でも呼んでくれ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...持ってきた戸板へ怪我人(けがにん)をのせ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...「戸板、戸板」と、いいながら、三、四名の者が、並木を駈け出して行ったと思うと、やがて附近の民家から、雨戸を一枚外して持って来た...
吉川英治 「宮本武蔵」
...その蟋蟀が戸板のような羽根を擦り合わせ...
蘭郁二郎 「地図にない島」
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