...彼はいつも戯言を言っているけれど、本当に面白い...
...彼女は私の戯言を真に受けて、大変な誤解を招いた...
...あなたの言うことは戯言だから、信じないでおこう...
...彼女は素直に聞いてくれず、戯言ばかり言ってうんざりする...
...あの人は口先だけで、ただの戯言を言っているんだと思う...
...何処まで行っても矢張(やはり)青い壁なんだ』『戯言(じょうだん)じゃないぜ』『戯言じゃないさ...
石川啄木 「火星の芝居」
...戯言(じょうだん)とまじめと工合よく取り交ぜて人を話に引き入れる...
伊藤左千夫 「隣の嫁」
...戯言だと思っていた...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「グローリア・スコット号」
...婦人に戯言(ざれごと)を吐きたることなきは勿論...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...そして静子の本当だか戯言(じょうだん)だか分らないような話っぷりがやはりその兄にも在るのを見て...
豊島与志雄 「運命のままに」
...その面白い戯言(ざれごと)をふたたび言ってやろうとした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...本に両為(りようだめ)で御座んすほどにと戯言(じようだん)まじり何時となく心安く...
樋口一葉 「わかれ道」
...そんなことがあるもんですか」「戯言だ...
広津柳浪 「今戸心中」
...アハハハ」戯言(ぎげん)とも附かず罵詈(ばり)とも附かぬ曖昧(あいまい)なお饒舌(しゃべり)に暫らく時刻を移していると...
二葉亭四迷 「浮雲」
...戯言(たわごと)を云わせれば...
二葉亭四迷 「浮雲」
...私の戯言(ざれごと)を真剣にとってはいけません...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...はたしてこの戯言は同氏をして蕪村句集を得せしめ...
正岡子規 「俳人蕪村」
...果してこの戯言は同氏をして『蕪村句集』を得せしめ...
正岡子規 「俳人蕪村」
...ちょいとこちとらにゃ辻占(つじうら)のよくねえ文句さ」そんな戯言(じょうだん)をいいながら...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...オホホそれでもお皿だけは残りました」と娘もなかなか戯言(しゃれ)を言う...
村井弦斎 「食道楽」
...そのありさまさらに戯言(たわむれごと)とも見えざれば...
柳田国男 「遠野物語」
...陣中(じんちゅう)戯言(ぎげん)なし一その後すぐ呉の諜報機関は...
吉川英治 「三国志」
...「陣中に戯言(ぎげん)なし――であるぞ」と...
吉川英治 「三国志」
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