...彼はいつも戯言を言っているけれど、本当に面白い...
...彼女は私の戯言を真に受けて、大変な誤解を招いた...
...あなたの言うことは戯言だから、信じないでおこう...
...彼女は素直に聞いてくれず、戯言ばかり言ってうんざりする...
...あの人は口先だけで、ただの戯言を言っているんだと思う...
...戯言(じょうだん)もいえば気焔(きえん)も吐いて誰とでも直ぐ肝胆を照らして語り合った...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...ラジオをくだらぬ戯言を撒き散らすこと以外のやり方で用いるなど想定外だからである...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「詩とマイクロホン」
...吾(われ)たばこの火を借(かし)て美人にえん(烟縁)をむすびし」と戯言(たはふれ)ければ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...戯言だと思っていた...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「グローリア・スコット号」
...さような戯言(たわごと)はもうお聞きしますまい」「お聞きになりたくないことを...
中里介山 「大菩薩峠」
...かりそめの戯言(ざれごと)が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...尚お折節には戯言(ざれごと)など云い掛けてみるが...
二葉亭四迷 「浮雲」
...戯言(ぎげん)に託して人の意(こころ)を測ッてみたり...
二葉亭四迷 「浮雲」
...もう捉(つか)まえて戯言(じょうだん)でも言ってると見える...
二葉亭四迷 「平凡」
...その裏面にはあながちに戯言ならざるものありき...
正岡子規 「俳人蕪村」
...その裏面には強(あなが)ちに戯言ならざる者ありき...
正岡子規 「俳人蕪村」
...果してこの戯言は同氏をして『蕪村句集』を得せしめ...
正岡子規 「俳人蕪村」
...前に戯言(ざれごと)を放ちたるなり...
正岡子規 「人々に答ふ」
...オホホそれでもお皿だけは残りました」と娘もなかなか戯言(しゃれ)を言う...
村井弦斎 「食道楽」
...酒がいわせる一場の戯言(ざれごと)ではなさそうだ...
吉川英治 「大岡越前」
...陣中(じんちゅう)戯言(ぎげん)なし一その後すぐ呉の諜報機関は...
吉川英治 「三国志」
...戦場に戯言(ざれごと)はない!大言したとおり...
吉川英治 「新書太閤記」
...若い者の一場(いちじょう)の戯言(ざれごと)などに気を悪うするものかと」「叱(し)ッ――」馬がうごいたのである...
吉川英治 「新書太閤記」
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