...戦端を開く: start a war...
...戦端をはった: declare war...
...戦端を叩く: commence hostilities...
...戦端を明確にする: make it clear what you're fighting for...
...戦端を挙げる: raise the banner of war...
...すでに事件の最初から血腥(なまぐさ)い戦端をひらいていたんだ...
海野十三 「蠅男」
...英米と戦端ひらくの報を聞けり...
太宰治 「新郎」
...またあるいは第十八世紀の中間において英国第一流の政治家チャタム侯ピットのごときすら仏国と戦端を発(ひら)きその領地たるカナダを押領せしめたるはまったく英人をしてその貿易の利を専有せしめんがためなりといえり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...それいまだ実際に戦端を開かずしてその勝敗を決するの状あるがごときはなんぞや...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...一度戦端が開かるるや...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...内乱にあわせて対外戦端を開くことがあっては容易ならぬ仕儀となろう...
服部之総 「志士と経済」
...」外国と戦端を開きし原由(げんゆ)は...
ヒリモア R. J. Phillimore 柴田昌吉訳 「「ヒリモア」万国公法の内宗教を論ずる章(撮要)」
...それで到頭フエニキアを相手に戦端を開くことになつたのです...
牧野信一 「青白き公園」
...各所で戦端はひらかれている...
吉川英治 「大谷刑部」
...戦端はひらかれなかった...
吉川英治 「三国志」
...――またこのたびの出師(すいし)にその戦端を陸地(くがち)から選ぶは不利...
吉川英治 「三国志」
...いつご戦端をおひらきあるとも...
吉川英治 「三国志」
...漢中との戦端を避けて...
吉川英治 「三国志」
...「やがて戦端が開かれたら...
吉川英治 「三国志」
...戦端をひらく時間の一致じゃなかったですか」「そうです...
吉川英治 「随筆 新平家」
...最初の戦端を切った丁字形(ていじけい)の辻を捨て...
吉川英治 「宮本武蔵」
...戦端を切ったせつなに...
吉川英治 「宮本武蔵」
...佐野が心の内部で見えない未来の敵に対して戦端を開いているのに気がつきました...
吉行エイスケ 「バルザックの寝巻姿」
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