...戦端を開く: start a war...
...戦端をはった: declare war...
...戦端を叩く: commence hostilities...
...戦端を明確にする: make it clear what you're fighting for...
...戦端を挙げる: raise the banner of war...
...一八〇六年普国と戦端が開かれるとナポレオンは南ドイツにあったその軍隊を巧みに集結...
石原莞爾 「戦争史大観」
...然れども露国に対するの戦端開け...
関寛 「関牧塲創業記事」
...ソレヲ思ウトウッカリ戦端ヲ開ク訳ニ行カナイ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...いよいよ戦端(せんたん)が開けるかもしれない」と郁治は言った...
田山花袋 「田舎教師」
...またあるいは第十八世紀の中間において英国第一流の政治家チャタム侯ピットのごときすら仏国と戦端を発(ひら)きその領地たるカナダを押領せしめたるはまったく英人をしてその貿易の利を専有せしめんがためなりといえり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...まだ慶喜公が在京の時会桑藩は直ちに戦端を開こうとしたのを...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...必然性に向っての戦端である...
中井正一 「リズムの構造」
...内乱にあわせて対外戦端を開くことがあっては容易ならぬ仕儀となろう...
服部之総 「志士と経済」
...土耳古と戦端を開きしが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...関ヶ原の戦端はひらかれた...
吉川英治 「剣の四君子」
...いつご戦端をおひらきあるとも...
吉川英治 「三国志」
...漢中との戦端を避けて...
吉川英治 「三国志」
...司馬懿のほうから戦端を開いて来ましたぞ」喚(わめ)きながら...
吉川英治 「三国志」
...各所に始まった戦端は...
吉川英治 「私本太平記」
...ちょうど夜明けの寅(とら)の下刻(げこく)(五時)頃から戦端は開かれていたので...
吉川英治 「新書太閤記」
...大戦端を予測しながら...
吉川英治 「新書太閤記」
...ここに戦端を切らして...
吉川英治 「平の将門」
...戦端を開く決心をしたらしい...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索