...戦端を開く: start a war...
...戦端をはった: declare war...
...戦端を叩く: commence hostilities...
...戦端を明確にする: make it clear what you're fighting for...
...戦端を挙げる: raise the banner of war...
...若(も)し幕府にして戦端(せんたん)を開かば...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...然れども露国に対するの戦端開け...
関寛 「関牧塲創業記事」
...英米と戦端ひらくの報を聞けり...
太宰治 「新郎」
...××戦争の戦端を切るんだ...
林不忘 「安重根」
...ソレヲ思ウトウッカリ戦端ヲ開ク訳ニ行カナイ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...いよいよ戦端(せんたん)が開けるかもしれない」と郁治は言った...
田山花袋 「田舎教師」
...いよいよ戦端を開く前に斥候戦をやってみた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...必然性に向っての戦端である...
中井正一 「リズムの構造」
...」外国と戦端を開きし原由(げんゆ)は...
ヒリモア R. J. Phillimore 柴田昌吉訳 「「ヒリモア」万国公法の内宗教を論ずる章(撮要)」
...此度は此方(こなた)より攻撃的態度を取つて戦端を開きたり...
山路愛山 「透谷全集を読む」
...何よりも先にイギリスとイタリーとが戦端を開きさえすればいいのですから……」「そんなに訳なく戦争を始めさせることが出来ますかしら」「なんでもないことです...
夢野久作 「女坑主」
...関ヶ原の戦端はひらかれた...
吉川英治 「剣の四君子」
...こんどの戦端となった...
吉川英治 「三国志」
...各所に始まった戦端は...
吉川英治 「私本太平記」
...ちょうど夜明けの寅(とら)の下刻(げこく)(五時)頃から戦端は開かれていたので...
吉川英治 「新書太閤記」
...戦端はまず、これらの、敵味方の点と点とのあいだから始まった...
吉川英治 「新書太閤記」
...佐野が心の内部で見えない未来の敵に対して戦端を開いているのに気がつきました...
吉行エイスケ 「バルザックの寝巻姿」
...戦端を開く決心をしたらしい...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索