...あなたには我執があるように感じる...
...我執を手放すことが自分自身の成長につながる...
...我執に囚われると、周りの意見を聞くことができなくなる...
...我執を捨て、相手の意見を尊重することが大切です...
...我執に支配されると、自分自身を責めたり、他人を攻撃することが増える...
...併し彼等はこの我執の外に...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...我等は彼等がこの我執の外に持つ――若しくはこの我執によつて到達する長所の故に...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...なんの我執も無い...
太宰治 「パンドラの匣」
...もつと我執をもて! 我慾を!排他的(エクスクルーシヴリイ)に一つの事に迷ひ込むことが唯一の救ひだ...
中島敦 「かめれおん日記」
...だが故人のかういふ功名心もあの強い押へることの出來ない樣な我執を不思議に沒却して居た根岸庵の時代に於ては寧ろ愛すべき美點となつてのみ現はれて居たやうである...
長塚節 「記憶のまゝ」
...AはまたBの百五倍の我執を持つてゐれば...
中原中也 「我が詩観」
...すべての我執(がしゅう)はここに放棄せられ...
柳宗悦 「工藝の道」
...我執(がしゅう)を戒めるすべての宗教は宗団を形造るではないか...
柳宗悦 「工藝の道」
...しかし「孤」もまた、我執である...
柳宗悦 「工藝の道」
...一つの作にも我執を慎む教旨や...
柳宗悦 「工藝の道」
...凡ての我執(がしゅう)はここに放棄せられ...
柳宗悦 「民藝四十年」
...お国びとの忠誠に疑いはないが、その性の頑固一徹で、我執の激しさ、利己心の強さはかくべつである...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...我執(がしゅう)は慎(つつし)まれたい...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...自分という我執(がしゅう)もそこからわいてくるしの……」七山吹は聞き入っていた...
吉川英治 「親鸞」
...我執(がしゅう)の太刀をすてて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...愚痴、邪慾、迷妄、我執、煩悩のすべてを六孔から吐き捨てるためではないか...
吉川英治 「宮本武蔵」
...自ら我執を脱離し得べきを信じ...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...名聞我執を捨つべきなり」(随聞記第一)...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??