例文・使い方一覧でみる「我を忘れて」の意味

...我を忘れて突進した... 我を忘れて突進したの読み方
芥川龍之介「素戔嗚尊」

...客室に二名の乗客が練習機の方を窓を開けて眺めていた」報告を受取ると池内は我を忘れて万歳を心に叫んだ...
大庭武年「旅客機事件」

...郊外の大気と日の光とに我を忘れてる光子（みつこ）を眺めて... 郊外の大気と日の光とに我を忘れてる光子を眺めての読み方
豊島与志雄「或る男の手記」

...長い間我を忘れて考え込んでいた... 長い間我を忘れて考え込んでいたの読み方
豊島与志雄「神棚」

...彼は我を忘れて馳けた... 彼は我を忘れて馳けたの読み方
豊島与志雄「金魚」

...クリストフは我を忘れて... クリストフは我を忘れての読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...微笑（ほほえ）みながら我を忘れてその一つを話してやるのだった... 微笑みながら我を忘れてその一つを話してやるのだったの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...お松は我を忘れて大小を抱えると... お松は我を忘れて大小を抱えるとの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...お銀様は我を忘れて... お銀様は我を忘れての読み方
中里介山「大菩薩峠」

...談論に我を忘れているのは... 談論に我を忘れているのはの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...すべてが泰平の和楽に我を忘れて興じ合っているのを見て... すべてが泰平の和楽に我を忘れて興じ合っているのを見ての読み方
中里介山「大菩薩峠」

...これも自身我を忘れているのでありました... これも自身我を忘れているのでありましたの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...我を忘れて大声に叫びました... 我を忘れて大声に叫びましたの読み方
宮本百合子訳「二つの短い話」

...我を忘れて飛び出したのは... 我を忘れて飛び出したのはの読み方
長谷川伸「中山七里　二幕五場」

...彼は我を忘れてしまって... 彼は我を忘れてしまっての読み方
バルザック　Honore de Balzac 中島英之訳「ゴリオ爺さん」

...思はず暫らく我を忘れて其人の食事の有様に見惚れた... 思はず暫らく我を忘れて其人の食事の有様に見惚れたの読み方
村山槐多「悪魔の舌」

...彼も我を忘れて、捕手を追うことに、手伝ってしまったのだった... 彼も我を忘れて、捕手を追うことに、手伝ってしまったのだったの読み方
吉川英治「松のや露八」

...我を忘れて次第に大きな声になってゆく... 我を忘れて次第に大きな声になってゆくの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

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