...かくて杉田一家の我が国の医学に貢献した事蹟(じせき)は決して尠(すくな)くはなかったと言わなければなりますまい...
石原純 「杉田玄白」
...我が国での大きな誇りの一つと見なくてはならないのでしょう...
石原純 「關孝和」
...米は我が国の中心を空襲し我が近海の交通を妨害するに便である...
石原莞爾 「戦争史大観」
...我が国の勃興を妨げんとするものが起らないとは言えないのである...
大隈重信 「〔憲政本党〕総理退任の辞」
...二 我が国民は平和を愛す世界の各国民が...
大隈重信 「列強環視の中心に在る日本」
...我が国今日の経済上より打算したのです」「臨検地の収穫が減少するに至った原因は...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...我が国民の誇りとすべきものであります...
高浜虚子 「俳句への道」
...元来我が国の史伝...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...我が国の大なる誇とせられていることについても同様である...
津田左右吉 「陳言套語」
...その後(ご)我が国で渡辺(わたなべ)博士らによって...
中谷宇吉郎 「地球の円い話」
...しかして我が国において少しく金を持った人は...
新渡戸稲造 「自警録」
...我が国の詩は早くより象徴主義に徹入していた...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...上流社会の作法に通じていることを自慢したがる我が国の通俗作家たちの小説に出てくる...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...我が国にいて民権を主張する学者と名づくべき人なり...
福沢諭吉 「学者安心論」
...もし我が国の行政官がそんな馬鹿なこをしても大事には至らないが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...少くとも一面に於いては我が国の学者に自分自身の思想を求め...
三木清 「軽蔑された飜訳」
...外来文化の雰囲気のなかで我が国人の性質がかく生育したのである...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...ちょうど我が国の大化元年に当たる...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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