...その頃我が国ではこれが精密には定まっていなかったのでした...
石原純 「伊能忠敬」
...米は我が国の中心を空襲し我が近海の交通を妨害するに便である...
石原莞爾 「戦争史大観」
...この必至の勢いはついに何時(いつ)かは我が国にも到来するであろうと思う...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...これを経済上密接の関係ある我が国は...
大隈重信 「世界平和の趨勢」
...実際に欧羅巴(ヨーロッパ)の文明は我が国を導いてくれたし...
大隈重信 「文明史の教訓」
...我が国民に普遍なる特質(而して此(か)かる特質は要求するまでもなく作家が日本人なる限り...
綱島梁川 「国民性と文学」
...ロマン・ローランが唱えた「民衆の芸術」を我が国へ輪入したのであった...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...で、序でに、論旨を現代生活と連関させてみるならば、現在我が国が、芸術に対する関心を余り持つてをらぬといふのならば私にも分る...
中原中也 「詩と其の伝統」
...四我が国民はどうも論理性に乏しいだの...
中原中也 「心理的と個性的」
...我が国にしてみたら...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...世界の外に孤立する我が国の姿が...
中谷宇吉郎 「二つの序文」
...我が国を貧にし我が国民を愚にし...
福沢諭吉 「中津留別の書」
...我が国上等社会の人は...
福沢諭吉 「物理学の要用」
...外国の思想は我が国語をもって表現されるとき...
三木清 「軽蔑された飜訳」
...とりわけ我が国で書かれた倫理の本を開いて見たまえ...
三木清 「人生論ノート」
...この方が我が国の堀や塀よりもずっと安全堅固である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...一体あの弥勒は我が国の仏像のうちで最も著しくガンダーラの様式を現わしているものである...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...すなわちこれらの変遷は外来文化を土台としての我が国人独特の発達経路と見らるべきである...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??