...我が世の春を謳歌するお歴々の名は...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...夜半の嵐を大きく胎んでいる我が世の春を大浮かれに彼らは浮かれていた...
正岡容 「寄席」
...我が世の春とばかりにおさまっている...
山本周五郎 「新潮記」
...江南の風雲は、なお測(はか)り難いものがあるが、西涼の猛威を、一撃に粉砕し、彼の意(こころ)はいよいよ驕(おご)り、彼の臣下は益慢じ、いまや、曹操一門でなければ人でないような、我が世の春を、謳歌していた...
吉川英治 「三国志」
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