...第一の毛虫 この教官はいつ蝶(ちょう)になるのだろう? 我々の曾々々祖父(そそそそふ)の代から...
芥川龍之介 「保吉の手帳から」
...途中我々の郷里で旨いといはれ...
安倍能成 「初旅の残像」
...我々人間は神にかたどってつくられたものであり...
石原純 「ガリレオ・ガリレイ」
...勤労大衆の一人として映画の仕事にたずさわる我々の深く考えなければならぬ問題がある...
伊丹万作 「政治に関する随想」
...全ての圧服せられたる階級はそれ自からの努力によつてのみ真の自由を得てゐることは歴史が我々に語つてゐる...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「婦人解放の悲劇」
...我々と摩れ違ふ時...
グスタアフ・ヰイド Gustav Wied 森林太郎訳 「尼」
...そして我々の知っているのは...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...我々の感覚だけによって...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...我々の探求の主題にすべきである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...たしかにしなかった、――がその計画が失敗したのだと言えないだろうか? サン・トゥースタッシュと、ボーヴェエとのほかには、世間に認められた、公然たる、れっきとしたマリーの求婚者を、我々は知らない...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...我々のモデルの意味をフッサールは“der exemplarische Index”といふ語をもつて表現してゐるやうに見える(Edmund Husserl, Philosophie als strenge Wissenschaft, Logos,, S. 295.)...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...歴史は我々自身の作つたものとして兩者の間に同一のものが含まれてゐることによつて可能であり...
三木清 「歴史哲學」
...加多 そのことを我々が忘れていると申すのか?仙太 いえ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...我々もまたそのようになし得るものと思うべからず...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...かつて我々の党派を信じた人たちを処罰する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...我々の腐敗と嵐とにこんなにも釣合わない二つの霊魂を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...我々の未墾地はこの方面においては...
柳田國男 「地名の研究」
...――我々はこれらの描写を見て...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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