...彼女はいつも墨守成規の人物だ...
...あの会社は墨守成規でないと仕事はできない...
...彼は墨守成規な運転の方針を持っている...
...墨守成規な考え方から脱却し、新しい可能性を見いだすことが必要だ...
...あまりに墨守成規な考え方ばかりでは進歩がない...
...成規(せいき)を踏まずに寺の杉林を伐(き)つて売つたりして...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...『千紫万紅(せんしばんこう)』といふ雑誌の成規を添へてよこした...
田山録弥 「紅葉山人訪問記」
...この明白感によってカントが保証した諸範疇其の他の真理認識の構成規定は...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...実際に吾々がカントの与えた構成規定を尊重して認識を獲得出来ると考えるのも...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...ぜひともこの論文を成規通(せいきどお)り四月いっぱいに書き上げてしまわなければならなかった...
夏目漱石 「こころ」
...蓋し前に成規なく...
蜷川新 「天皇」
...今、我れ、其成規を択んで、之れを取らば、何の企て及ぶ可らざらんや...
蜷川新 「天皇」
...成規に背(そむ)くとて却下したるに...
福沢諭吉 「学問の独立」
...政府の成規外に新徴組...
福沢諭吉 「帝室論」
...合衆国のコンスチチューシオンを「世守成規」と訳してある...
穂積陳重 「法窓夜話」
...私の職務ですから成規(せいき)の通(とほり)に執行致しませう...
與謝野寛 「執達吏」
...あるいは紋付という成規になっている...
吉川英治 「紋付を着るの記」
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