...戊申(つちのえさる)(天智天皇(てんちてんのう)の二年秋八月二十七日)日本(やまと)の船師(ふないくさ)...
芥川龍之介 「金将軍」
...名前には「尋常科二年生内藤戊申」と書いてあつた...
薄田泣菫 「茶話」
...廿一日、戊申、将軍家、三浦三崎に渡御、船中に於て管絃等有り、毎事興を催す、又小笠懸を覧る、常盛、胤長、幸氏以下其射手たりと云々...
太宰治 「右大臣実朝」
...廿一日、戊申、晴、巳剋、鷺、御所の西侍の上に集る、未剋地震と云々...
太宰治 「右大臣実朝」
...又五年寛文戊申大通詞に陞る」とあつて...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...鶴峰戊申に襲國僞僭考あり...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...「戊申詔書(ぼしんしょうしょ)」の華(か)を去り実(じつ)に就(つ)くというご趣旨に反(そむ)く...
新渡戸稲造 「自警録」
...彼は「戊申詔書(ぼしんしょうしょ)」のご趣意をよく奉ずる...
新渡戸稲造 「自警録」
...状に「戊申進班近士(奥詰)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...嘉永元戊申年十二月六日卒...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「弘化五戊申初春偶成」の七絶がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「嘉永元戊申十二月朔夜作」の七絶である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此年戊申の事であらうと言つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...枳園は是より先嘉永紀元戊申に阿部侯に召還せられ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...嘉永元年戊申(ぼしん)八月二十九日と書し...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...一方には鶴峯戊申(つるみねしげのぶ)の『海西漫録(かいせいまんろく)』に...
柳田国男 「海上の道」
...戊申(ぼしん)の年に伊達屋敷が焼けたので...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...秋八月の戊申(つちのえさる)の日...
吉川英治 「三国志」
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