...それが改ったのは戊辰(ぼしん)の革命以後のことである...
淡島寒月 「明治十年前後」
...「(戊戌(つちのえいぬ)即ち天保九年の)夏に至りては愈々その異(こと)なるを覚えしかども尚悟らず...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...廿日、戊辰、将軍家貞観政要の談議、今日其篇を終へらる、去る七月四日之を始めらる...
太宰治 「右大臣実朝」
...廿七日、戊寅、霽、宮内兵衛尉公氏、将軍家の御使として、和田左衛門尉の宅に向ふ、是義盛用意の事有るの由聞食すに依りて、其実否を尋ね仰せらるるの故なり、晩景、また刑部丞忠季を以て御使と為し、義盛の許に遣はさる、世を度り奉る可きの由、其聞有り、殊に驚き思食す所なり、先づ蜂起を止め、退いて恩裁を待ち奉る可きなりと云々...
太宰治 「右大臣実朝」
...戊午を蔀首とする説と...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...鶴峰戊申に襲國僞僭考あり...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...働かせられている人戊種(ぼしゅ)―好奇で腰をかけている人だいたい...
中里介山 「大菩薩峠」
...故に戊辰の役には西方と東方との対抗と見られるような現象も見られた...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...『説郛』三一にある『戊辰雑抄』に...
南方熊楠 「十二支考」
...集に載(の)する二律に「戊辰季春移居巷西」と題してあり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此年戊寅は茶山の京阪に遊んだ年である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは※斎(かんさい)詩集の戊寅の作中...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此年戊子の除日は蘭軒がためには最終の除日であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...錦橋は書上に「天明八戊午年人始て曼公の術ある事をしる」と云つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...安政五年歳次戊午仲冬之月...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...明治元年戊辰、二十二歳...
森鴎外 「能久親王年譜」
...一方には鶴峯戊申(つるみねしげのぶ)の『海西漫録(かいせいまんろく)』に...
柳田国男 「海上の道」
...戊申(ぼしん)の年に伊達屋敷が焼けたので...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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