...既にして両軍戈を宇治勢多に交ふるや...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...公今干戈を動かさむとす...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...互いに戈(ほこ)を交えて...
海野十三 「地球要塞」
...既に干戈(かんか)相見(あいまみ)ゆる戦争なるものの意義が潜在しているのである...
大隈重信 「列強環視の中心に在る日本」
...干戈天下に旁午せし戰國時代に...
大町桂月 「冬の榛名山」
...戈壁沙漠を渡り切って瓜州...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
......
戸坂潤 「社会時評」
......
永井荷風 「矢立のちび筆」
...十に余る大国はそれぞれ相結び相闘って干戈(かんか)の止む時が無い...
中島敦 「弟子」
...妄(〔みだ〕)りに干戈(〔かんか〕)を動かされては近所が迷惑する丈である...
夏目漱石 「点頭録」
...「エホバは地の果までも戦争をやめしめ、弓を折り、戈を断ち、戦車を火にて焼く...
野上豊一郎 「ヴェルダン」
...僕も亦不断に斯る竜巻に向つて戈を構える包囲軍中の一兵卒である...
牧野信一 「凩日記」
...おのれを知らず敵を知らずして徒らに干戈(かんか)を執(と)るものは亡びる...
山本周五郎 「新潮記」
...戈(ほこ)を引っさげ...
吉川英治 「三国志」
...――今もし戈(ほこ)を伏せて...
吉川英治 「三国志」
...戈矛(かぼう)をさしあげ...
吉川英治 「三国志」
...烏戈国(うかこく)といって...
吉川英治 「三国志」
...無用な戈(ほこ)は...
吉川英治 「私本太平記」
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