...懼れたりするやうな事が起つてゐるのを發見した...
有島武郎 「幻想」
...しかし僕は懼(おそ)れるとは云やしない」「へん...
海野十三 「俘囚」
...船頭は懼(おそ)れて船底に隠れて大きな息もしなかった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「汪士秀」
...」二成は懼れて任の家へいって哀みを乞うた...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「珊瑚」
...ひどく懼れて顔色を失った...
田中貢太郎 「青蛙神」
...全く種類を異にしたある別の疑懼(ぎく)の念が蠢動(しゅんどう)していた...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...裏面から観察するとすれば酔漢の妄語(もうご)のうちに身の毛もよだつほどの畏懼(いく)の念はあるはずだ...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...疑懼(ぎく)と好奇まで手伝って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その威力に震い懼(おそ)れて...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...「やがて彼はその恃(たの)める天幕より曳離(ひきはな)されて懼怖の王の許(もと)に駆(おい)やられん」(7)Antonie Charles Louis Colinet Lasalle(一七七五―一八〇九)――ナポレオン一世の部下の有名な将軍...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「落穴と振子」
...極度の恐怖と畏懼(いく)とのために...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黒猫」
...心配、恐懼、喜悦、感慨、希望等に惱まされて從來の病體益神經の過敏を致し日來(ひごろ)睡眠に不足を生じ候次第愚とも狂とも御笑ひ可被下候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...恐懼(きょうく)...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...僧都は進んで秘密をお知らせ申し上げたことを御不快に思召すのかと恐懼(きょうく)して...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...異例の光栄に恐懼(きょうく)して頂戴仕りましたところ...
山本周五郎 「日本婦道記」
...そうして、その一度一度毎(ごと)に、私の心は沈淪(ほろび)の患難(なやみ)に付(わた)されるかのように、畏懼(おそ)れ、慄(ふる)えるのでした...
夢野久作 「瓶詰地獄」
...恐懼(きょうく)して...
吉川英治 「三国志」
...ひそかに恐懼(きょうく)しておりましたのに...
吉川英治 「三国志」
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