...公然(おほぴら)に今度の戦争の事情(いきさつ)を懺悔したら...
薄田泣菫 「茶話」
...ルソオの懺悔録(ざんげろく)であった...
太宰治 「東京八景」
...君にまで懺悔(ざんげ)して置きたいことがあってやって来た」三造は頭をさげた...
田中貢太郎 「雨夜草紙」
...武州公自身が懺悔(ざんげ)している「道阿弥話」の記事と...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...昨日の私とSさんとの会談を考へると、うれしくもあり恥づかしくもある、懺悔々々、感謝々々...
種田山頭火 「一草庵日記」
...懺悔(ざんげ)をさせられた...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...「この婆さんたちにもひとつ懺悔(ざんげ)をさしてやれ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...序文は一つの懺悔になっていて...
中里介山 「大菩薩峠」
...「父上市太郎樣の懺悔状(ざんげじよう)を作り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...我(わ)が戀(こひ)ならぬ懺悔物(ざんげもの)がたり...
樋口一葉 「曉月夜」
...懺悔のためとも感傷のためとも...
久生十蘭 「黒い手帳」
...祭司の前で罪を懺悔することと...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...現世にもこの太子が周利槃特を侮り後(のち)懺謝するのだと...
南方熊楠 「十二支考」
...どうぞきょうから祭堂に籠(こも)って仙霊に懺悔(ざんげ)し...
吉川英治 「三国志」
...つくづく懺悔(ざんげ)して...
吉川英治 「私本太平記」
...私の中に人間懺悔(ざんげ)を返しながら...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...幾度となく懺悔話(ざんげばなし)をしてあります...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...懺悔(ざんげ)の涙をながしていう...
吉川英治 「宮本武蔵」
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