...わたしの眼はエドワード懺悔王(ざんげおう)の霊廟にひかれた...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「ウェストミンスター寺院」
...そして懺悔には罪が消えますと申します...
泉鏡花 「悪獣篇」
...ここでは最も尊い懺悔の一節だけを記すことにします...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...真面目な懺悔をして...
小泉八雲 田部隆次訳 「ろくろ首」
...生れて始めて不妄語戒を犯した事を懺悔したのは...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...――我昔所造諸惑(マヽ)業 皆由無始貪慎痴従身口意之所生 一切我今皆懺悔衆生無辺誓願度 煩悩無尽誓願断法門無量誓願学 仏道無上誓願成一切我今皆懺悔――煩悩無尽誓願断――一月一日時雨...
種田山頭火 「行乞記」
...仏前にぬかづいて懺悔の熱涙をしぼる...
種田山頭火 「松山日記」
...懺悔聴聞者を追い払った後もまだ死刑執行者を残しておくのはいまわしいことである...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...つまり私の自然が平生(へいぜい)の私を出し抜いてふらふらと懺悔(ざんげ)の口を開かしたのです...
夏目漱石 「こころ」
...俺が懺悔(ざんげ)してやる...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...懺悔(ざんげ)のため...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私は懺悔したいやうな氣持ちになつた...
萩原朔太郎 「田端に居た頃」
...懺悔(ざんげ)させて下さい...
牧逸馬 「チャアリイは何処にいる」
...私はあの免職教員へ悉くあった事、之から起りそうな事を話し、愬(うった)え、懺悔しよう...
松永延造 「職工と微笑」
...なんにも持たずに懺悔に行った...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...コルネエユは自分がモリエエル夫人に懸想(けさう)して居る事に就(つい)てモリエエルが煩問して居るのだと解釈してモリエエルの前に懺悔をする...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...何も――かも懺悔(ざんげ)した...
吉川英治 「親鸞」
...私の中に人間懺悔(ざんげ)を返しながら...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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