...デ・クインシイが「阿片(アヘン)喫煙者の懺悔(ざんげ)」は...
芥川龍之介 「骨董羹」
...懺悔古人は神の前に懺悔(ざんげ)した...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...著者の告白書「懺悔」及び平民社一派の歴史的事實と間々吻合してゐる點から見て...
石川啄木 「小説「墓場」に現れたる著者木下氏の思想と平民社一派の消息」
...そして懺悔には罪が消えますと申します...
泉鏡花 「悪獣篇」
...今夜は一つ皆の衆で懺悔物語をしてはどうですかと云い出して...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...懺悔と告白私にはまだ懺悔が出来ない...
種田山頭火 「其中日記」
...それから懺悔に往くのとの外...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...一身をせめて深く懺悔(ざんげ)するといふにもあらず...
永井荷風 「書かでもの記」
...なんでもあとで懺悔話に聞くと...
中里介山 「大菩薩峠」
...これが死んだ弟への懺悔の一端ともなれば...
中原中也 「亡弟」
...見よ、祈る、懺悔の姿...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...私を陰鬱にするところの一切のものが懺悔された...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...くるしくなると懺悔する...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...いかんぞ自ら懺死せざらむ...
萩原朔太郎 「氷島」
...他に、昭和五、六年頃、官員小僧のにせものとか、蝙蝠(こうもり)小僧とかいう老賊が端席へ出て、懺悔談のあと、高座から盗犯防止のリーフレットを売った...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...懺悔は内に翻された眼によって...
三木清 「語られざる哲学」
...現世にもこの太子が周利槃特を侮り後(のち)懺謝するのだと...
南方熊楠 「十二支考」
...世をよくおさめんと懺悔(ざんげ)しての誓願(せいがん)であるならば...
吉川英治 「私本太平記」
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