例文・使い方一覧でみる「懸かり」の意味

...いまだに何の手懸かりもありません」恒川氏は正直な所を打ちあけた...
江戸川乱歩「吸血鬼」

...併し手懸かりはあり余る程あります... 併し手懸かりはあり余る程ありますの読み方
江戸川乱歩「吸血鬼」

...頭を下げて明智の発見した手懸かりを... 頭を下げて明智の発見した手懸かりをの読み方
江戸川乱歩「吸血鬼」

...まだ手懸かりさえありません... まだ手懸かりさえありませんの読み方
江戸川乱歩「吸血鬼」

...今以（もっ）て何の手懸かりもつかみ得ないのです」「それから... 今以て何の手懸かりもつかみ得ないのです」「それからの読み方
江戸川乱歩「吸血鬼」

...褌（はかま）に懸かりき... 褌に懸かりきの読み方
稗田の阿礼、太の安万侶「古事記」

...突然の口論の原因へ迫る最重要の手懸かりがある... 突然の口論の原因へ迫る最重要の手懸かりがあるの読み方
アーサー・コナン・ドイル　Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳「曲れる者」

...それでいてこの若い女が手懸かりを持っているとの確信をこれまで以上に深めた...
アーサー・コナン・ドイル　Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳「曲れる者」

...バークリ夫人が旦那を嫌いになった理由についての手懸かりをだ... バークリ夫人が旦那を嫌いになった理由についての手懸かりをだの読み方
アーサー・コナン・ドイル　Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳「曲れる者」

...しかし懸かりきりで眼が覚（さ）めないと困るな」「なに大丈夫です... しかし懸かりきりで眼が覚めないと困るな」「なに大丈夫ですの読み方
夏目漱石「吾輩は猫である」

...前記以外にも大した手懸かりは得られなかった... 前記以外にも大した手懸かりは得られなかったの読み方
平林初之輔「誰が何故彼を殺したか」

...ついに何らの手懸かりも得られなかった... ついに何らの手懸かりも得られなかったの読み方
平林初之輔「誰が何故彼を殺したか」

...犯人を検挙する手懸かりは全く無く... 犯人を検挙する手懸かりは全く無くの読み方
平林初之輔「誰が何故彼を殺したか」

...たった一人の娘の安否が気懸かりだったので... たった一人の娘の安否が気懸かりだったのでの読み方
平林初之輔「秘密」

...それから平舞台への橋懸かりにかけて一面に雪布を敷つめる... それから平舞台への橋懸かりにかけて一面に雪布を敷つめるの読み方
藤野古白藤井英男訳「戦争」

...最早某が心に懸かり候事毫末（ごうまつ）も無之... 最早某が心に懸かり候事毫末も無之の読み方
森鴎外「興津弥五右衛門の遺書（初稿）」

...ファウストの上の空中に懸かり... ファウストの上の空中に懸かりの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳「ファウスト」

...大懸かりな試刀（ためし）をいたすというので... 大懸かりな試刀をいたすというのでの読み方
吉川英治「山浦清麿」

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