例文・使い方一覧でみる「懸」の意味


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...其上から汚い水などを引けて...   其上から汚い水などを引懸けての読み方
會津八一 「支那の明器」

...眞正のドン・ホアンの品位の絶は此處に基くのではないだらうか...   眞正のドン・ホアンの品位の懸絶は此處に基くのではないだらうかの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」

...急いで靴を磨いて出けた...   急いで靴を磨いて出懸けたの読み方
石川啄木 「葉書」

...だれでもぜひ一所命になってこれに全精神を傾倒(けいとう)せねばだめであるとはいわない...   だれでもぜひ一所懸命になってこれに全精神を傾倒せねばだめであるとはいわないの読み方
伊藤左千夫 「去年」

...また潜水艦や潜水夫までがでて海の中を一生命にさがしましたが...   また潜水艦や潜水夫までがでて海の中を一生懸命にさがしましたがの読み方
海野十三 「怪塔王」

...わたくしの身体が――と聞きたいのを命に我慢した...   わたくしの身体が――と聞きたいのを懸命に我慢したの読み方
海野十三 「第四次元の男」

...一滴の水に彼の生命はつてゐたのである...   一滴の水に彼の生命は懸つてゐたのであるの読み方
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」

...なんだか大変な話と云うのが気にもるので...   なんだか大変な話と云うのが気にも懸るのでの読み方
妹尾韶夫 「凍るアラベスク」

...一生命に舞台の妙子を見上げている独逸の少年の肩を叩(たた)いた...   一生懸命に舞台の妙子を見上げている独逸の少年の肩を叩いたの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...物を言ければ聞えぬ風(ふり)をする事も有り...   物を言懸ければ聞えぬ風をする事も有りの読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...私の別天地は譬(たと)えば塗盆(ぬりぼん)へ吹(ふきか)けた息気(いき)のような物だ...   私の別天地は譬えば塗盆へ吹懸けた息気のような物だの読み方
二葉亭四迷 「平凡」

...それが解らないなりにそのとき私の氣持からはあまりにけ離れてゐるもののやうに私に思ひなされたところのその詩は...   それが解らないなりにそのとき私の氣持からはあまりに懸け離れてゐるもののやうに私に思ひなされたところのその詩はの読み方
堀辰雄 「旅の繪」

...さつきの若い男が下手糞な英語で一所命に説明してゐた言葉のなかに the violin is broken といふ言葉があつたのをふと思ひ出してゐた...   さつきの若い男が下手糞な英語で一所懸命に説明してゐた言葉のなかに the violin is broken といふ言葉があつたのをふと思ひ出してゐたの読み方
堀辰雄 「四葉の苜蓿」

...年末ごとに改めて新しいのを門にけた桃木製の人形らしく...   年末ごとに改めて新しいのを門に懸けた桃木製の人形らしくの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...ただ一生命に故大人(こたいじん)の御気げんをとろうというところから...   ただ一生懸命に故大人の御気げんをとろうというところからの読み方
三宅花圃 「藪の鶯」

...傍へ行って見たら一生命に仕事に使う大きな斧(おの)を磨(と)いでいた...   傍へ行って見たら一生懸命に仕事に使う大きな斧を磨いでいたの読み方
柳田国男 「山の人生」

...拙者は知らんぞ」道之進は命に...   拙者は知らんぞ」道之進は懸命にの読み方
山本周五郎 「夜明けの辻」

...「いざっ」すさまじい声(かけごえ)を虚空から浴びせた...   「いざっ」すさまじい懸声を虚空から浴びせたの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「懸」の読みかた

「懸」の書き方・書き順

いろんなフォントで「懸」

「懸」の英語の意味

「懸なんとか」といえば?   「なんとか懸」の一覧  


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