例文・使い方一覧でみる「懷」の意味


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...〔譯〕寛(かんくわい)俗情(ぞくじやう)に忤(さか)はざるは...   〔譯〕寛懷俗情に忤はざるはの読み方
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」

...余の如き疑者の眼から見てさへ氣の毒な程新鮮さを缺き緻密を缺き眞實を缺いてゐる...   余の如き懷疑者の眼から見てさへ氣の毒な程新鮮さを缺き緻密を缺き眞實を缺いてゐるの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」

...われはかく由(よし)なき妄想をきてしばしあたりを忘れ居たるに...   われはかく由なき妄想を懷きてしばしあたりを忘れ居たるにの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...舊思想を挑發し...   懷舊思想を挑發しの読み方
竹越三叉 「世界の日本乎、亞細亞の日本乎」

...それからのなかへ片手をいれた...   それから懷のなかへ片手をいれたの読み方
太宰治 「逆行」

...(なつか)しい/\從兄(いとこ)への此(この)眞情(まごゝろ)を見(み)することも出來(でき)ぬか!カピ妻方法(てだて)は自身(じしん)で工夫(くふう)しやれ...   懷しい/\從兄への此眞情を見することも出來ぬか!カピ妻方法は自身で工夫しやれの読み方
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」

...お品(しな)の死體(したい)が棺桶(くわんをけ)に入(い)れられた時(とき)彼(かれ)はそつとお品(しな)の(ふところ)に抱(いだ)かせた...   お品の死體が棺桶に入れられた時彼はそつとお品の懷に抱かせたの読み方
長塚節 「土」

...この剃刀(かみそり)だが――」平次はろ紙の間に狹んであつた剃刀を...   この剃刀だが――」平次は懷ろ紙の間に狹んであつた剃刀をの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...――この邊で小菊の紙でもザラに使つて居るのは...   ――この邊で小菊の懷紙でもザラに使つて居るのはの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...(ふところ)具合まで訊いて廻りましたが」「具合は餘計だ」「主人の八郎兵衞はお人好しの上...   懷具合まで訊いて廻りましたが」「懷具合は餘計だ」「主人の八郎兵衞はお人好しの上の読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...眞の批評は、眞の疑は、物の中に入つてゆくのである...   眞の批評は、眞の懷疑は、物の中に入つてゆくのであるの読み方
三木清 「人生論ノート」

...かやうにしてデカルトの疑の目的の一つは超越的なものを排してすべてを内在的に考察し得る如き立場を發見することにあつた...   かやうにしてデカルトの懷疑の目的の一つは超越的なものを排してすべてを内在的に考察し得る如き立場を發見することにあつたの読み方
三木清 「認識論」

...我々が存在に對してく愛も憎みも...   我々が存在に對して懷く愛も憎みもの読み方
三木清 「唯物史観と現代の意識」

...感まことにとどまるところをしらざらんとするなり...   感懷まことにとどまるところをしらざらんとするなりの読み方
三好達治 「朝菜集」

......   の読み方
三好達治 「詩四章」

...かしいやうな氣がして暫く立つて居て見た...   懷かしいやうな氣がして暫く立つて居て見たの読み方
吉江喬松 「山岳美觀」

...敵中へ突入して行つた彼の心であつた...   敵中へ突入して行つた彼の心懷であつたの読み方
吉川英治 「折々の記」

...そして中から私の最近に著した歌集『くろ土』を取り出してその口繪の肖像と私とを見比べながら...   そして懷中から私の最近に著した歌集『くろ土』を取り出してその口繪の肖像と私とを見比べながらの読み方
若山牧水 「みなかみ紀行」

「懷」の読みかた

「懷」の書き方・書き順

いろんなフォントで「懷」


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巨視的   企及   火をつける  

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