...懶け者の王成一人は陽が高く昇るまで寝ていて起き...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「王成」
...成程懶けているに違いない...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...一番の不忠実な懶け者であったし...
豊島与志雄 「或る素描」
...懶けたとてさほど差支えはなかった...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...――この人は恐ろしく懶け者だ...
豊島与志雄 「囚われ人」
...懶け者の癖として...
豊島与志雄 「囚われ人」
...懶け者の自信に過ぎない...
豊島与志雄 「囚われ人」
...――まったく、君は懶け者で、そして自信家だ...
豊島与志雄 「囚われ人」
...君が如何に卑怯者で自信家で懶け者であり...
豊島与志雄 「囚われ人」
...したがって懶け者で...
豊島与志雄 「囚われ人」
...しかもいつも懶けてばかりいました...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...大食いの懶け者には...
豊島与志雄 「ものの影」
...油を売る懶け者の奉公人を...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...懶け癖がついて、日長一日のろのろしている...
牧逸馬 「ロウモン街の自殺ホテル」
...たった一人の貧農シュレンカは懶けもんだ...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...懶けて飲んだくれな非階級的労働者...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...画板一杯に懶けている労働者だけ精出して描写したってそれは弁証法的でもなければ...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...動くことも懶ければ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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