...醜聞さえ起し得ない俗人たちはあらゆる名士の醜聞の中に彼等の怯懦(きょうだ)を弁解する好個の武器を見出すのである...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...内生の流動を公表するに怯懦となることは先輩に與へられる一つの誘惑である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...段々懦弱になつて...
丘浅次郎 「人類の将来」
...なんという思わせ振りな懦弱(だじゃく)な言いかたをするのだろう...
太宰治 「風の便り」
...結局、帝自身は、懦弱な性質と、その途方もない我儘な夢の間に挟まって、来る冬も来る冬も寒い寒いと零(こぼ)しながら、思い切って暖かい国へ都を遷(うつ)すこともできず、後年羅馬で亡くなってしまいましたが、ともかくこういう莫迦(ばか)げたことを考えるような性質の皇帝ですから、お陰で造船術は長足の進歩を遂げたかも知れませんが、宮廷費の要(い)ることは実に夥しい...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...今考えればわしの怯懦(きょうだ)な性質のいたすところ...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...あれは持ち前の異性に対する怯懦(きょうだ)と羞耻心(しゅうちしん)とがさせたことで...
谷崎潤一郎 「細雪」
...『ああ懦弱なるメネラオス...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...一人の怯懦(きょうだ)な者もいなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...私の怯懦(きょうだ)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...懦弱(だじゃく)な人間を更に懦弱(だじゃく)にするばかりだ...
二葉亭四迷 「平凡」
...怯懦と考えられている...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...飢餓や睡眠という懦弱(だじゃく)な要求を感じないような高度の智的存在は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...怯懦(きょうだ)と内心のあやふやとに...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ルイスヒェン」
...至って怯懦(きょうだ)故とも(アボット...
南方熊楠 「十二支考」
...懦弱な輩のすぐ口にする口実です...
吉川英治 「三国志」
...目賀田又右衛門の怯懦(きょうだ)を大いに怒って...
吉川英治 「新書太閤記」
...ここに迷妄と怯懦とのひそむことを忘れてはならない...
和辻哲郎 「停車場で感じたこと」
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