例文・使い方一覧でみる「懣」の意味


スポンサーリンク

...憤に堪えぬ様子だったが...   憤懣に堪えぬ様子だったがの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...不埒至極の者共であると思う」と簡潔な一語に満腔の憤をもらしたのち...   不埒至極の者共であると思う」と簡潔な一語に満腔の憤懣をもらしたのちの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...全部に忿(ふんまん)を感じた...   全部に忿懣を感じたの読み方
太宰治 「佐渡」

...妙子も一時忿(ふんまん)の余り感情の掃け口を求めた迄で...   妙子も一時忿懣の余り感情の掃け口を求めた迄での読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...遣る方ない忿(ふんまん)を感じているのであるが...   遣る方ない忿懣を感じているのであるがの読み方
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」

...いら立たしい憤とを味わったのだが...   いら立たしい憤懣とを味わったのだがの読み方
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」

...そして心の底には淡い憤の情を感じていた...   そして心の底には淡い憤懣の情を感じていたの読み方
豊島与志雄 「微笑」

...嫌悪と憤(ふんまん)の情を忍ぶことから...   嫌悪と憤懣の情を忍ぶことからの読み方
永井荷風 「ひかげの花」

...司馬遷は最後に忿(ふんまん)の持って行きどころを自分に求めようとする...   司馬遷は最後に忿懣の持って行きどころを自分に求めようとするの読み方
中島敦 「李陵」

...煮えこぼれるやうな憤(ふんまん)を感じて居るのです...   煮えこぼれるやうな憤懣を感じて居るのですの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...阿部さまもことのほかご憤(ふんまん)のおようすで...   阿部さまもことのほかご憤懣のおようすでの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...ありったけの憤(ふんまん)を吐き出すといった調子で...   ありったけの憤懣を吐き出すといった調子での読み方
久生十蘭 「キャラコさん」

...情知らずの阪本中尉」と憤を歌にしてうたいまくるが...   情知らずの阪本中尉」と憤懣を歌にしてうたいまくるがの読み方
久生十蘭 「ノア」

...落胆が忿に変じ...   落胆が忿懣に変じの読み方
平出修 「逆徒」

...こゝで周子に何の憤も覚えなかつた...   こゝで周子に何の憤懣も覚えなかつたの読み方
牧野信一 「鏡地獄」

...僕は憤(ふんまん)に堪えない...   僕は憤懣に堪えないの読み方
森鴎外 「かのように」

...おそらく一時の忿(ふんまん)にまかせ...   おそらく一時の忿懣にまかせの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...憤(ふんまん)に堪えなかった...   憤懣に堪えなかったの読み方
吉川英治 「源頼朝」

「懣」の読みかた

「懣」の書き方・書き順

いろんなフォントで「懣」

「懣」の英語の意味


ランダム例文:
精神錯乱   かような次第で     

【待望の機能】手書き風日本語フォントが「縦書き」に対応!和風デザインに無料活用

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
適格性   無責任   潜水艦  

スポンサーリンク

トップへ戻る