例文・使い方一覧でみる「懣」の意味


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...この憤(ふんまん)の持って行きどころのないような気持がして...   この憤懣の持って行きどころのないような気持がしての読み方
橘外男 「逗子物語」

...つい又忿(ふんまん)が萌(きざ)して来た...   つい又忿懣が萌して来たの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

... 215『憤いかに激しとも高き二神の嚴命を奉ぜざらめや...    215『憤懣いかに激しとも高き二神の嚴命を奉ぜざらめやの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...憤に堪えざる処なりとす...   憤懣に堪えざる処なりとすの読み方
戸坂潤 「現代日本の思想対立」

...肚(はら)の中でほとんどもう憤(ふんまん)に変わりかけていたからである...   肚の中でほとんどもう憤懣に変わりかけていたからであるの読み方
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」

...彼に耐えがたい憤(ふんまん)を覚えながらこう考えた...   彼に耐えがたい憤懣を覚えながらこう考えたの読み方
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」

...共同者の憤を買ふことあるを見たり...   共同者の憤懣を買ふことあるを見たりの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...エマニュエルは文学上の憤(ふんまん)に...   エマニュエルは文学上の憤懣にの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...二人は自分の憤(ふんまん)を隠すことができないで...   二人は自分の憤懣を隠すことができないでの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...云い知れぬ憤の念にわくわくしながら...   云い知れぬ憤懣の念にわくわくしながらの読み方
豊島与志雄 「電車停留場」

...ひよつとこめらはわれこそといはないばかりにぱつと一斉に手をあげてこの理不尽な卑怯なしかたに対して張り裂けるほどの憤をいだきながら...   ひよつとこめらはわれこそといはないばかりにぱつと一斉に手をあげてこの理不尽な卑怯なしかたに対して張り裂けるほどの憤懣をいだきながらの読み方
中勘助 「銀の匙」

...船中の憤もハンガー・ストライキも凡て忘れて了つて...   船中の憤懣もハンガー・ストライキも凡て忘れて了つての読み方
中島敦 「環礁」

...其(そ)の莖(くき)を痛(いた)めても構(かま)はぬ拗切(ちぎ)りやうを見(み)て失望(しつばう)と憤(ふんまん)の情(じやう)とを自然(しぜん)に經驗(けいけん)せざるを得(え)なかつた...   其の莖を痛めても構はぬ拗切りやうを見て失望と憤懣の情とを自然に經驗せざるを得なかつたの読み方
長塚節 「土」

...彼等の待遇に憤の種を持ち...   彼等の待遇に憤懣の種を持ちの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...その顔面筋肉には何ともいえない焦燥(いらだ)たしい憤の色が動揺するのを私は見逃さなかった...   その顔面筋肉には何ともいえない焦燥たしい憤懣の色が動揺するのを私は見逃さなかったの読み方
夢野久作 「戦場」

...忿(ふんまん)の色を顔にみなぎらせた...   忿懣の色を顔にみなぎらせたの読み方
吉川英治 「三国志」

...ゆうべからの忿(ふんまん)も...   ゆうべからの忿懣もの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...憤(ふんまん)をもらし合っているらしい...   憤懣をもらし合っているらしいの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「懣」の読みかた

「懣」の書き方・書き順

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「懣」の英語の意味


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