...御懇情に対し御礼の言葉を知らない...
谷崎潤一郎 「細雪」
...他には懇情の言句用ひず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...永年特に懇情を尽して万事に注意するし...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...已に知を辱うしたセイス先生の懇情に浴し...
濱田耕作 「考古學教室の思ひ出話」
...実隆の方でもまた宗祇に対して一方ならぬ懇情を運んだ...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...さまざまご懇情をいただきまして...
久生十蘭 「西林図」
...その御懇情(ごこんじょう)だけは...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...その懇情にたいし...
吉川英治 「新・水滸伝」
...あなたのご懇情は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...於其元(そのもとにおかれ)御懇情(ごこんじやう)ノ段(だん)...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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