例文・使い方一覧でみる「懇々」の意味


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...天上皇帝の御威徳の難有(ありがた)い本末(もとすえ)を懇々と説いて聴かせました...   天上皇帝の御威徳の難有い本末を懇々と説いて聴かせましたの読み方
芥川龍之介 「邪宗門」

...丁度(ちょうど)現世(げんせ)でするように私(わたくし)の身(み)の上(うえ)を懇々(こんこん)とお依(たの)みするのでした...   丁度現世でするように私の身の上を懇々とお依みするのでしたの読み方
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」

...僕の主義は僕が社會に懇々(こん/\)主張したくらゐで...   僕の主義は僕が社會に懇々主張したくらゐでの読み方
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」

...そんな心がけでは何をしても成功おぼつかないと懇々説き聞かせたことでしたが...   そんな心がけでは何をしても成功おぼつかないと懇々説き聞かせたことでしたがの読み方
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」

...父の死ぬ時には懇々私の輔佐(ほさ)を頼まれ老いてもなお矍鑠(かくしゃく)として銀行の業務一切を取り仕切っているこの老人に向っては...   父の死ぬ時には懇々私の輔佐を頼まれ老いてもなお矍鑠として銀行の業務一切を取り仕切っているこの老人に向ってはの読み方
橘外男 「陰獣トリステサ」

...父親は懇々として説いた...   父親は懇々として説いたの読み方
田山花袋 「蒲団」

...懇々と注意を与えてやった...   懇々と注意を与えてやったの読み方
豊島与志雄 「或る作家の厄日」

...あとで詫びに来たら懇々と説諭してやるつもりでいたところ...   あとで詫びに来たら懇々と説諭してやるつもりでいたところの読み方
豊島与志雄 「三つの悲憤」

...懇々と説明して帰りました...   懇々と説明して帰りましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...ゴマかしはいけねえ」道庵は懇々(こんこん)と説きさとすようなことを言って...   ゴマかしはいけねえ」道庵は懇々と説きさとすようなことを言っての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...ソレを懇々(こんこん)と説くけれども...   ソレを懇々と説くけれどもの読み方
福澤諭吉 「福翁自伝」

...昨日も僕の帰りを待っていて懇々と僕に頼んだよ」と親しき仲とて言葉に飾りなし...   昨日も僕の帰りを待っていて懇々と僕に頼んだよ」と親しき仲とて言葉に飾りなしの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...お父上から懇々(こんこん)申しつけられたとおりを守って上杉家の出来事...   お父上から懇々申しつけられたとおりを守って上杉家の出来事の読み方
吉川英治 「上杉謙信」

...九真偽(しんぎ)のほどは分らないが、生兵法(なまびょうほう)の秀忠が、夜ごと、城外へ出て、黒衣覆面し、無辜(むこ)の往来人を辻斬して、ひそかに楽しむというのを聞き、忠明が、わざと彼の徘徊(はいかい)する濠端に夜行し、その斬って出(いず)るや、児戯(じぎ)をあしらう如く脚下にねじ伏せ、懇々、これを懲(こら)して放したというような話すら遺(のこ)っているほどである...   九真偽のほどは分らないが、生兵法の秀忠が、夜ごと、城外へ出て、黒衣覆面し、無辜の往来人を辻斬して、ひそかに楽しむというのを聞き、忠明が、わざと彼の徘徊する濠端に夜行し、その斬って出るや、児戯をあしらう如く脚下にねじ伏せ、懇々、これを懲して放したというような話すら遺っているほどであるの読み方
吉川英治 「剣の四君子」

...懇々(こんこん)...   懇々の読み方
吉川英治 「三国志」

...そち達と同じような忠言を懇々(こんこん)と申された...   そち達と同じような忠言を懇々と申されたの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...懇々(こんこん)と...   懇々との読み方
吉川英治 「親鸞」

...長藩の若い将校は、懇々と、なおも何か厳命して、金子(きんす)三両を駕屋に預けた...   長藩の若い将校は、懇々と、なおも何か厳命して、金子三両を駕屋に預けたの読み方
吉川英治 「松のや露八」

「懇々」の読みかた

「懇々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「懇々」


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