「憤る」の意味
怒りを感じる
小説での「憤る」の使い方
...どうかこの広告に憤る読者は里見君に非難を加えて下さい...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...命ぜられた事を中途半端(はんぱ)でやめてしまった貞世を憤る怒りとで葉子は自制ができないほどふるえていた...
有島武郎 「或る女」
...私はそれを憤るよりもまえに...
伊丹万作 「思い」
...眼は憤るように血走っていた...
梅崎春生 「日の果て」
...父は何ゆえに憤ることがあろうぞ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...銀座を散策して珈琲の匂いなきを憤る必要もない...
永井荷風 「砂糖」
...学者病中下女の不人情なるを憤るあたりの叙事...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...それには充分に憤るべき理由があり...
中里介山 「大菩薩峠」
...また人間を憤るかの如く...
中里介山 「大菩薩峠」
...その誤解を憤るよりは...
中里介山 「大菩薩峠」
...憤ると頬つぺたを膨らませるんでね...
葉山嘉樹 「氷雨」
...人に侮られても立腹することなく憤ることなく唯恐れ謹しむ可しと言う...
福沢諭吉 「女大学評論」
...「憤るなんてそんな莫迦げたことはないけれど―― ……いや...
牧野信一 「坂道の孤独参昧」
...「もう憤る活気もないのか!」そんなことを思ふと...
牧野信一 「眠い一日」
...大徳何に因ってことさらに我らを悩ませるぞと憤る...
南方熊楠 「十二支考」
...少年は公事を憤る人の口ぶりで滅茶苦茶に嘲笑した...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...却つて無斷で妻と一緒に自分を置き去りにした相手の無禮さを憤るであらうと思はれた...
横光利一 「悲しみの代價」
...何かその声の中には遊部の無礼を憤る短く張った声が籠っていた...
横光利一 「旅愁」
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