例文・使い方一覧でみる「憤」の意味


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...一朝にして勃々たる激となれり...   一朝にして勃々たる憤激となれりの読み方
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」

...――だが、そんな莫迦気(ばかげ)たことがあるものかと、慨した...   ――だが、そんな莫迦気たことがあるものかと、憤慨したの読み方
海野十三 「不思議なる空間断層」

...その陋劣に慨していた...   その陋劣に憤慨していたの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...公糾弾の役に立つのも変な廻り合わせである...   公憤糾弾の役に立つのも変な廻り合わせであるの読み方
辰野九紫 「青バスの女」

...慷慨(こうがい)悲するところがある...   慷慨悲憤するところがあるの読み方
田山録弥 「或新年の小説評」

...クレーテー王り答へて彼に叫び曰ふ...   クレーテー王憤り答へて彼に叫び曰ふの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...クリストフは懣(ふんまん)を感じた...   クリストフは憤懣を感じたの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...屈辱にひしがるゝ老の身は義にうごめき反抗に悶えてあはれいたましき形骸(けいがい)を世に曝す...   屈辱にひしがるゝ老の身は義憤にうごめき反抗に悶えてあはれいたましき形骸を世に曝すの読み方
永井壮吉 「偏奇館吟草」

...子路は心からの悲(ひふん)を発しないではいられない...   子路は心からの悲憤を発しないではいられないの読み方
中島敦 「弟子」

...男の切れっ端のくせに」八五郎が少しく義を感じたのも無理のないことでした...   男の切れっ端のくせに」八五郎が少しく義憤を感じたのも無理のないことでしたの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...貴方(あなた)に御厄介かけたって事ないわね?」「(おこ)ったの? そうじゃないンだよ...   貴方に御厄介かけたって事ないわね?」「憤ったの? そうじゃないンだよの読み方
林芙美子 「晩菊」

...彼は無断侵入が真に懣(ふんまん)に耐えぬようすで「貴様なんだ」と叱した...   彼は無断侵入が真に憤懣に耐えぬようすで「貴様なんだ」と叱したの読み方
久生十蘭 「黒い手帳」

...チューブが暇にまかせて懣を吐き散らしてゐる間に...   チューブが暇にまかせて憤懣を吐き散らしてゐる間にの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」

...とてもつてゐるのよ...   とても憤つてゐるのよの読み方
牧野信一 「裸虫抄」

...公正の事に非ざれば感激發せず...   公正の事に非ざれば感激發憤せずの読み方
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」

...人間喪失のりを伴う割り切れないおかしさともいえる感情だったが...   人間喪失の憤りを伴う割り切れないおかしさともいえる感情だったがの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...果たして、それからまもなく、赤松円心の一勢は、朝廷へも届け出ず、ただ一書を六波羅の高氏へ投(とう)じたのみで、然、京をひきはらって国元へ帰ってしまった...   果たして、それからまもなく、赤松円心の一勢は、朝廷へも届け出ず、ただ一書を六波羅の高氏へ投じたのみで、憤然、京をひきはらって国元へ帰ってしまったの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...怒(ふんぬ)も...   憤怒もの読み方
吉川英治 「増長天王」

「憤」の読みかた

「憤」の書き方・書き順

いろんなフォントで「憤」

「憤」の英語の意味

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