例文・使い方一覧でみる「憊」の意味


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...さきに足利郡役所に被害民総代が召集されて仲裁を慫されたとき...   さきに足利郡役所に被害民総代が召集されて仲裁を慫憊されたときの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...甚しく疲労困(こんぱい)してゐるにも拘らず...   甚しく疲労困憊してゐるにも拘らずの読み方
武田麟太郎 「大凶の籤」

...極度の神経の疲と過度な労働とで...   極度の神経の疲憊と過度な労働とでの読み方
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」

...岩山の上り下り頗る困を極む...   岩山の上り下り頗る困憊を極むの読み方
徳冨蘆花 「馬上三日の記」

...筋肉の機能次第に衰したると共に...   筋肉の機能次第に衰憊したると共にの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...焦慮し疲(ひはい)しながら眼を覚まそうと欲した...   焦慮し疲憊しながら眼を覚まそうと欲したの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...心身は疲(ひはい)し神経は荒立っていたので...   心身は疲憊し神経は荒立っていたのでの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...汗(あせ)がびつしりと髮(かみ)の生際(はえぎは)を浸(ひた)して疲(ひはい)した身體(からだ)をおつぎは少時(しばし)惘然(ぼんやり)と庭(には)に立(た)てた...   汗がびつしりと髮の生際を浸して疲憊した身體をおつぎは少時惘然と庭に立てたの読み方
長塚節 「土」

...精神の困(こんぱい)と...   精神の困憊との読み方
夏目漱石 「それから」

...日(ひ)は懊惱(あうなう)と困(こんぱい)の裡(うち)に傾(かた)むいた...   日は懊惱と困憊の裡に傾むいたの読み方
夏目漱石 「門」

...勉強の監視人は丁抹(デンマーク)王シャルル九世の皇女ドグマール(ヴィクトリア女王の孫)だった母のマリア・フェオドロオウナそれ自身で、四六時中、ひとときも眼を離さぬような手きびしい躾を受けたうえ、父の武断的な練成が加わるというわけで、疲労困のすえ、脅えきってオドオドし、なにかやればかならずみじめな失策をした...   勉強の監視人は丁抹王シャルル九世の皇女ドグマールだった母のマリア・フェオドロオウナそれ自身で、四六時中、ひとときも眼を離さぬような手きびしい躾を受けたうえ、父の武断的な練成が加わるというわけで、疲労困憊のすえ、脅えきってオドオドし、なにかやればかならずみじめな失策をしたの読み方
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」

...一年半に及ぶこの不自由と困(こんぱい)にも耐えたのだ...   一年半に及ぶこの不自由と困憊にも耐えたのだの読み方
本庄陸男 「石狩川」

...今はもう訓練者達の方も余程の困と焦躁にあふられて...   今はもう訓練者達の方も余程の困憊と焦躁にあふられての読み方
牧野信一 「創作生活にて」

...困(つかれ)きツた連中(れんぢう)ばかりで...   困憊きツた連中ばかりでの読み方
三島霜川 「平民の娘」

...追えば追うほど兎種々に走り躱(かく)れて犬ために身(つか)れ心乱れて少しも主命を用いず...   追えば追うほど兎種々に走り躱れて犬ために身憊れ心乱れて少しも主命を用いずの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...炎天に赤帽の荷を担(にな)い歩み(つか)れて猴多き樹下に止まり...   炎天に赤帽の荷を担い歩み憊れて猴多き樹下に止まりの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...――もし支那商人の一団が困するなら...   ――もし支那商人の一団が困憊するならの読み方
横光利一 「上海」

...旅(りよはい)いまだ止まざるに...   旅憊いまだ止まざるにの読み方
吉川英治 「平の将門」

「憊」の読みかた

「憊」の書き方・書き順

いろんなフォントで「憊」

「憊」の英語の意味

「なんとか憊」の一覧  


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   旧教   まん  

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