...」わしは此二重生活に困憊してゐたので...
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...四方八方からせきたてられて疲労困憊しながら...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...困憊(こんぱい)の彼はこの病床に這(は)い上り...
太宰治 「惜別」
...精神も肉体もはなはだしい困憊状態におかれて今までに覚えのない位な弱り方をした...
辻潤 「ふもれすく」
...脚も手も憊(くたび)れきった体を...
徳田秋声 「足迹」
...その代り病人のほうも困憊の極に達してしまって...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...またはすっかり圧倒されつくした疲憊の極とも...
豊島与志雄 「悪夢」
...自分が困憊(こんぱい)してるのを見て彼らは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...順造は心身の疲憊に圧倒されながら...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...私自身が先驅者とならうとは!七 夢遊病者それから豫期しなかつた辛勞と困憊の十三時間が續く...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...あゝこんなにも生きる事はむずかしいものか……私は身も心も困憊しきっている...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...掠奪(りゃくだつ)された困憊(こんぱい)を...
本庄陸男 「石狩川」
...巨人に根を肩にさせ自分は枝の岐(また)に坐っているのを巨人一向気付かず一人して大木を担げ行(ある)いたので憊(つか)れてしまった...
南方熊楠 「十二支考」
...困憊(こんぱい)しきってふらふらになっているのだ...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
......
森川義信 「廃園」
...緩慢で長期にわたつての体力消耗からくる疲労困憊であつた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...山上の困憊(こんぱい)は司馬懿の知るところとなった...
吉川英治 「三国志」
...志を得ない人間の疲れと困憊(こんぱい)が纒(まと)っていた...
吉川英治 「新書太閤記」
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