...彼女は憂惧に満ちた表情を浮かべていた...
...最近、人々の間には憂惧の空気が漂っている...
...彼はいつも憂惧にかられているように見える...
...社会不安が引き起こす憂惧を感じている...
...憂惧を感じずにはいられない状況であった...
...最初から非常に憂惧(ゆうぐ)し...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...遺憾ながらそれに期待してゐられない憂惧を全知識人がいま痛切に抱いてゐることも事實である...
吉川英治 「折々の記」
...忠房の憂惧(ゆうぐ)は少しも軽くならなかった...
吉川英治 「剣難女難」
...裾野(すその)の雲は晴れました」「甲斐(かい)ざかいの憂惧(うれい)がされば...
吉川英治 「神州天馬侠」
...要らざる憂惧(ゆうぐ)をおかけすれば...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...またそれほどに今日までの一日一日が憂惧(ゆうぐ)の底であったにちがいない...
吉川英治 「親鸞」
...苦労も憂惧(ゆうぐ)もないふうだ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...彼の最も憂惧(ゆうぐ)したのはその問題だった...
吉川英治 「日本名婦伝」
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