...昨夜相逢った時のことに慕わしく懐かしく嗅(か)いだ伽羅の香も今朝はかえって心憂い種となる...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...自分の元気を苦しむという憂いはありません...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...この憂いの心をもたらす所以(ゆえん)となっているのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...論者はこれを憂い...
福沢諭吉 「徳育如何」
...*心に 満ち充ちる愛も金がないので 表し得ない時のあるのを又その時の如何に多いかを此頃知り憂いを覚ゆ...
宮本百合子 「五月の空」
...ちやうど物憂い寢ざめからさめると...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...わたしはむしろ物憂い嫌厭に似た気もちにさへなつた...
室生犀星 「故郷を辞す」
...憂いについてであります...
横光利一 「旅愁」
...お帰国の日までは、われら石垣にしがみついても、御着(ごちゃく)のお城を毛利方へ傾けさすようなことはございませぬ」「それだけだ、あとの憂いは...
吉川英治 「黒田如水」
...募りに応じてくれる者がありましょうか」関羽の憂いを...
吉川英治 「三国志」
...憂い患(わず)らっておいでなのでございましょう」「貂蝉(ちょうせん)」急に涙を払って...
吉川英治 「三国志」
...帝のお唇(くち)は憂いをとじて語ろうともせぬ...
吉川英治 「三国志」
...そこに憂いがあったのである...
吉川英治 「三国志」
...二十日もかかっているような状態では――そうした人心では――この国は亡びるな」憂いをこめていった...
吉川英治 「新書太閤記」
...政府だけを責めているのは一そうこの重患を重患にするだけだと憂い出したのみである...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...武士訓には、一族の主たる者が、その子弟のために書き与えたもの、或は一般の武士社会へ呼びかけたものなど、幾多があるが、その真意には、余りに腐(す)えた現状生活に対しての自省と、憂いと、甦生(こうせい)の精神から出ていることは一つである...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...もしや途中で何か禍(わざわ)いにでも遭ったのでないかと憂い合った...
吉川英治 「日本名婦伝」
...本官も憂いとするのは...
吉川英治 「日本名婦伝」
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