例文・使い方一覧でみる「憂」の意味


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...すこし鬱と憤りを流してすうつと消え去つた...   すこし憂鬱と憤りを流してすうつと消え去つたの読み方
芥川多加志 「四人」

...国をうる心は髪に挿(さ)した瑰(まいかい)の花と共に...   国を憂うる心は髪に挿した瑰の花と共にの読み方
芥川龍之介 「金将軍」

...人麿の研究に(う)き身をやつして...   人麿の研究に憂き身をやつしての読み方
宇野浩二 「茂吉の一面」

...胸の中をぐっとついてくる鬱をおさえつけた...   胸の中をぐっとついてくる憂鬱をおさえつけたの読み方
海野十三 「浮かぶ飛行島」

...甚(はなは)だ慮に堪(た)えぬ次第であります...   甚だ憂慮に堪えぬ次第でありますの読み方
大隈重信 「憲政に於ける輿論の勢力」

...妻の前で鬱(ゆううつ)な溜息などついて見せて...   妻の前で憂鬱な溜息などついて見せての読み方
太宰治 「おさん」

...僕のこのごろの鬱(ゆううつ)は...   僕のこのごろの憂鬱はの読み方
太宰治 「正義と微笑」

...別にすることもなくものい日々を送りながら...   別にすることもなくもの憂い日々を送りながらの読み方
橘外男 「逗子物語」

...思わぬ陥穽(かんせい)にはまって(う)き目を見ることもある...   思わぬ陥穽にはまって憂き目を見ることもあるの読み方
寺田寅彦 「自由画稿」

...それでも彼はなんらの苦をも覚えなかった...   それでも彼はなんらの憂苦をも覚えなかったの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...その欝に自ら憤っていました...   その憂欝に自ら憤っていましたの読み方
豊島与志雄 「水甕」

...(う)からず面白(おもしろ)からず暮(くら)したき願(ねが)ひなるに...   憂からず面白からず暮したき願ひなるにの読み方
樋口一葉 「曉月夜」

...私はなんともつかぬ深い愁の情にとらえられた...   私はなんともつかぬ深い憂愁の情にとらえられたの読み方
久生十蘭 「海豹島」

...得体の知れない愁の情に襲われはじめた...   得体の知れない憂愁の情に襲われはじめたの読み方
久生十蘭 「キャラコさん」

...いくらかいのこもった調子で...   いくらか憂いのこもった調子での読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...そして本屋の主人に對して濟まないと思ふ心が今迄よりも一層強く動き出すと自分も世の中を汚してゐる多くの汚い心の者と同じやうに汚いのを知つて彼は鬱になつて來た...   そして本屋の主人に對して濟まないと思ふ心が今迄よりも一層強く動き出すと自分も世の中を汚してゐる多くの汚い心の者と同じやうに汚いのを知つて彼は憂鬱になつて來たの読み方
横光利一 「悲しみの代價」

...うべきことではありません...   憂うべきことではありませんの読み方
吉川英治 「三国志」

...秀吉はうるの余り京都に良医があるということを口実にして...   秀吉は憂うるの余り京都に良医があるということを口実にしての読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「憂」の読みかた

「憂」の書き方・書き順

いろんなフォントで「憂」

「憂」の英語の意味

「憂なんとか」といえば?   「なんとか憂」の一覧  


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