...「天に口なし人を以て云はしむるのみ」と慷慨したる当時の意気を...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...慷慨歌あり(耶利米亜(エレミア)記)...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...慷慨(こうがい)を抱いて地下に下らんとすれども...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...止むなき事情ありて然りと悲痛慷慨せるのみなれども...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...余裕のある逼(せま)らない慷慨(こうがい)家です...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...砂馬さんを慷堂先生とやらに近づけようというのか」「慷堂先生は陸軍の若い将校の間に隠然たる勢力を持ってるんだ」「だから...
高見順 「いやな感じ」
...慷堂先生に会ったかい?」まるで少年に戻ったかのような俺の声だった...
高見順 「いやな感じ」
...慷堂は参画していなかったが...
高見順 「いやな感じ」
...京城へ乗りこむことすら慷堂には言ってなかったのだ...
高見順 「いやな感じ」
...そのために慷堂は俺を呼びかえしたのでもあった...
高見順 「いやな感じ」
...今度の蹶起計画には慷堂も参画していたのだから...
高見順 「いやな感じ」
...支那革命に身を投じて幾度か死線を彷徨(ほうこう)した慷堂だけに...
高見順 「いやな感じ」
...死んだ慷堂は俺が張継に似ていると言った...
高見順 「いやな感じ」
...万籟寂々(ばんらいせきせき)天地眠るの深宵(しんしょう)にひとり慷慨(こうがい)の熱涙をふるうの愛国者もあらん...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...慷慨(こうがい)にして愛国の至情に富む...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...嗚呼悲歌慷慨の政客何ぞ独り排日問題をのみ口にしてジャムを口にせざるや...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...姉夫慷慨(しふかうがい)にして兼ねて義に従ふ...
中里介山 「大菩薩峠」
...慷慨淋漓(こうがいりんり)として...
中里介山 「大菩薩峠」
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