例文・使い方一覧でみる「慶長」の意味
スポンサーリンク...雑賀一揆は、天正、慶長、文禄年間に複数回、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康に対して起こった... 
...が、慶長十年頃には、既に栽培が、諸方に行はれてゐたらしい...
芥川龍之介 「煙草と悪魔」
...なにしろ足尾は慶長年間から掘りつづけてきた鉱山である...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...慶長七年十月朔日...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...慶長十六年角倉了以（すみくらりょうい）が高瀬川を開くに当ってその荒廃せるを哀れみ...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...慶長二年二月五日この長崎の西坂で殉教したお方だ...
永井隆 「この子を残して」
...折れたり……慶長小判には摺（す）りきれてなくなるまで...
中里介山 「大菩薩峠」
...そんな作り話を引合いに、がんりきのねぶみを比較していただいちゃあ、迷惑千万でございますね」「三田の薩摩屋敷には、慶長元和、太閤伝来の大分銅（だいふんどう）を目にかけて、そいつを手に入れようと江戸城の本丸へ忍びこんだ奴がいる、できてもできなくても、盗人冥利（ぬすっとみょうり）に、そこまで野心を起すところがエライ...
中里介山 「大菩薩峠」
...慶長五年の時は、この辺はみんな焼き払われたものだそうだが、今日はそのわりに人が落着いている...
中里介山 「大菩薩峠」
...慶長元和以來、町人武士の一部の間に、地下水の如く潜入してゐる切支丹の信仰は、紅毛人の手から切放され、すつかり無害になつてゐるのを知り盡して、かう平次に説いてるるやうに見えるのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「大庭隠岐（おき）守種景之墓」――慶長年間...
火野葦平 「花と龍」
...推古天皇から後陽成天皇の慶長年中に至るまでの法文を集めたもので...
穂積陳重 「法窓夜話」
...慶長五年七月赤松殿石田三成（いしだかずしげ）に荷担（かたん）いたされ...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...――ところが、あなたの御先祖、慶長の頃、この日本へ流浪なされて、夜光の短刀を持ったまま最期の場所を謎となされたその貴族は、たまらなく、この鶏血草の真ッ赤な花がお好きだったので有名な方でございました」ヨハンの話は、ペトロ院の日あたりのいい庭で、説教をする時のように、お蝶の耳へもわかりよくはいりました...
吉川英治 「江戸三国志」
...またピオの通信は千六百〇三年――日本慶長八年の記号を最終としてたえたるも...
吉川英治 「江戸三国志」
...慶長元年...
吉川英治 「剣の四君子」
...慶長は間違いございますまい...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...慶長ばやりの胴田貫（どうたぬき）だとか厚重（あつがさね）だとかいう...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...慶長何年というこの時代は...
吉川英治 「宮本武蔵」
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