例文・使い方一覧でみる「慵」の意味


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......   の読み方
饗庭篁村 「木曾道中記」

...(ものう)く夢のやうに聞えた...   慵く夢のやうに聞えたの読み方
池宮城積宝 「奥間巡査」

...生きて居る事がくてやり切れないと云ふ感じを感ずるともなく...   生きて居る事が慵くてやり切れないと云ふ感じを感ずるともなくの読み方
池宮城積宝 「奥間巡査」

...病床の作者の自愛を祈るあまり斎(ようさい)主人...   病床の作者の自愛を祈るあまり慵斎主人の読み方
太宰治 「虚構の春」

...ここは何処なの」女が(ものう)い声で訊くと...   ここは何処なの」女が慵い声で訊くとの読み方
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「ペルゴレーズ街の殺人事件」

...(ものう)げな眼を見張って...   慵げな眼を見張っての読み方
谷崎潤一郎 「恐怖」

...どんよりとした(ものう)げな瞳(ひとみ)を開けて...   どんよりとした慵げな瞳を開けての読み方
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」

...どんよりとした(ものう)げな瞳を開けて...   どんよりとした慵げな瞳を開けての読み方
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」

...主婦(あるじ)は今起きたばかりの(だる)い体をして...   主婦は今起きたばかりの慵い体をしての読み方
徳田秋声 「足迹」

...心も体も一種の(ものう)い安易に侵されるのであったが...   心も体も一種の慵い安易に侵されるのであったがの読み方
徳田秋声 「黴」

...暑いことと言つたら!融は筋肉がぐしや/\に熔けるかとおもふほど(だる)かつた...   暑いことと言つたら!融は筋肉がぐしや/\に熔けるかとおもふほど慵かつたの読み方
徳田秋聲 「歯痛」

...いことだと思(おも)はれた...   慵いことだと思はれたの読み方
徳田秋聲 「微笑の渦」

...生きることに不思議なるさを感じた...   生きることに不思議な慵るさを感じたの読み方
徳田秋聲 「水ぎわの家」

...何となく生きるのがく...   何となく生きるのが慵くの読み方
徳田秋聲 「佗しい放浪の旅」

...友人佐藤斎(ようさい)君の文集に載っている其(その)論に譲って...   友人佐藤慵斎君の文集に載っている其論に譲っての読み方
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」

...(ものうげ)に揺れかかっている...   慵に揺れかかっているの読み方
夏目漱石 「草枕」

...どこかへ遠足でもしようじゃありませんか」兄はかすかに「うん」と云って(ものう)げに承諾の意を示した...   どこかへ遠足でもしようじゃありませんか」兄はかすかに「うん」と云って慵げに承諾の意を示したの読み方
夏目漱石 「行人」

...さうして其(その)倦怠(けんたい)の(ものう)い氣分(きぶん)に支配(しはい)されながら...   さうして其倦怠の慵い氣分に支配されながらの読み方
夏目漱石 「門」

「慵」の読みかた

「慵」の書き方・書き順

いろんなフォントで「慵」


ランダム例文:
少なくも   遂一   癒ゆ  

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