...手古奈を慰むるすべも知らないのである...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...あるいは温(あたたか)き同情より彼を慰むれどもいずれも問題の中心に触れない...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...従って永久にこれを以て人を慰むることも出来なかったのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...自ら慰むるところがあります...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...「それは昔の『ラケルわが子らを思い嘆きて慰むことを得ず...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...他に嗜好のない私には妻の美貌といふことが私を慰むべき唯一の條件であるのです...
長塚節 「教師」
...心慰むるの趣なきに非ずと雖...
長塚節 「草津行」
...平次には慰むるところがあつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平次には慰むるところがあったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...畫ごゝろもなき我が山ずみの憂さも慰むべく...
樋口一葉 「花ごもり」
...明日の幸を望んで今日の不幸をも慰むべし...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...しいてみずから慰むる者あり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...マー私の手腕の如何なる〔も〕のであったかの証拠を示した記念碑を建てて貰ったのダト思えば多少自ら慰むるところがないでもない...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...又我が死を慰むることも出來ると稱讃したのである...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
...なんとか子供の心を慰むるようにお計らいくださいませんか...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...慰むるためならず...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...わが屋根に俄かに降れる夜の雨の音のたぬしも寢ざめて聽けばあららかにわがたましひを打つごときこの夜の雨を聽けばなほ降る雨はよく疲れた者を慰むる...
若山牧水 「樹木とその葉」
...わが屋根に俄かに降れる夜の雨の音のたぬしも寝ざめて聴けばあららかにわがたましひを打つごときこの夜の雨を聴けばなほ降る雨はよく疲れた者を慰むる...
若山牧水 「なまけ者と雨」
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