...自分をすかし慰(なぐさ)めるのであった...
伊藤左千夫 「落穂」
...留守の間を働いてくれた人達の慰労会をすることでした...
伊藤野枝 「ある男の堕落」
...長い日の無聊を慰められたか知れない...
大杉栄 「獄中記」
...春三郎はよい加減に慰めて置いて病院に車を向けた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...弱者への慰めのテエマが...
太宰治 「弱者の糧」
...到着前に一場のお慰みにもなりましょうし...
林不忘 「安重根」
...初めて眞の生活に入るといふことなどを骨子とした慰問の辭を...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...アルノーは自分で自分を慰めた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...慰めてなだめて止めてくれる者がいないのだから...
永井隆 「この子を残して」
...お嬢様とも知らずに碌(ろく)でもねえことをしやがる」市五郎がこんなことを言って慰めているところは市五郎の宅であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...そうでなくても慰めの言葉に窮していた私は...
中島敦 「虎狩」
...それがクラムではなかったことがせめてもの慰めであるように思われた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...その眼差しは公爵夫人が来訪者を値踏みする守衛のような一瞥で傷つけた学生の心を優しく慰めてくれた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...或は『若し爾曹(なんぢら)我が爲に飢ゑ渇(かわ)く事あらば爾曹(なんぢら)幸なり』といふ主の御慰めなど...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...と定めて定り切つた慰め(?)をいふやうになつて来る...
牧野信一 「〔同腹異腹〕」
...心細さは少し慰むはずであったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...女を慰めてやるがよい」「え...
吉川英治 「私本太平記」
...朱貴も今となっては慰(なぐさ)めることばもなく...
吉川英治 「新・水滸伝」
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