...慷慨家(こうがいか)の弥兵衛は...
芥川龍之介 「或日の大石内蔵助」
...感慨一時に湧いて来たが...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...氏は非常に憤慨して...
薄田泣菫 「詩集の後に」
...実に非常なる感慨にふけった...
太宰治 「酒の追憶」
...公平こそは憤慨当否の最要力点ではないか...
辰野九紫 「青バスの女」
...つねに正確に悲憤慷慨(こうがい)におわる...
谷譲次 「踊る地平線」
...君はさぞ憤慨するだろうじゃないか...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...感慨無量だね...
豊島与志雄 「自由人」
...ジャン・ヴァルジャンは憤慨の気持ちを覚えたのであった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...古蹟の破棄も時代の醜化もまた再び何らの憤慨を催さしめず...
永井荷風 「江戸芸術論」
...」自分は的(あて)もなく書生の慷慨を漏すと...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...小奴はたしかに感慨深いものがあるであらう...
野口雨情 「石川啄木と小奴」
...感慨をこめた眸(まなぎし)で見おろした...
火野葦平 「花と龍」
...作者は憤慨するだろう...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...荘重なる慷慨(こうがい)の気と...
吉川英治 「三国志」
...多少の得意とさまざまな感慨が...
吉川英治 「新書太閤記」
...慨然(がいぜん)として...
吉川英治 「新・水滸伝」
...この十巻を手におなじ感慨をおもちになることであろうと思う...
吉川英治 「随筆 新平家」
便利!手書き漢字入力検索