例文・使い方一覧でみる「慥」の意味


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...一つは(たし)かに日本の自然主義的な小説に厭きた反動であらうと思ふ...   一つは慥かに日本の自然主義的な小説に厭きた反動であらうと思ふの読み方
芥川龍之介 「愛読書の印象」

...今から何れともに云ふことは困難であるが...   今から何れとも慥に云ふことは困難であるがの読み方
丘浅次郎 「自然の復讐」

...積極的に大きな力を添えているのは(たし)かですから覚えていて下さい...   積極的に大きな力を添えているのは慥かですから覚えていて下さいの読み方
夏目漱石 「こころ」

...何の運動であるか(たし)かに解(わか)らなかつた...   何の運動であるか慥かに解らなかつたの読み方
夏目漱石 「それから」

...從(したが)つて自分(じぶん)の身體(からだ)にも少(すこ)しの異状(いじやう)を引(ひ)き起(おこ)さなかつた事(こと)が(たしか)に分(わか)つた時(とき)...   從つて自分の身體にも少しの異状を引き起さなかつた事が慥に分つた時の読み方
夏目漱石 「門」

...蕪村は(たし)かに小説的思想を有したり...   蕪村は慥かに小説的思想を有したりの読み方
正岡子規 「俳諧大要」

...かにそう鳴くように聞えた...   慥かにそう鳴くように聞えたの読み方
山本周五郎 「青べか物語」

...「可哀そうなことはかだが...   「可哀そうなことは慥かだがの読み方
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」

...(たし)かに、由利江のいるところには必ず温かい楽しい雰囲気がついてまわった...   慥かに、由利江のいるところには必ず温かい楽しい雰囲気がついてまわったの読み方
山本周五郎 「落ち梅記」

...(たし)かに、彼も佐吉の取持ちで幾人かの女客と逢った...   慥かに、彼も佐吉の取持ちで幾人かの女客と逢ったの読み方
山本周五郎 「五瓣の椿」

...あとでよく診なければかなことはいえませんが」「よかった...   あとでよく診なければ慥かなことはいえませんが」「よかったの読み方
山本周五郎 「さぶ」

...日をかめたところ昨夜の今朝だった...   日を慥かめたところ昨夜の今朝だったの読み方
山本周五郎 「その木戸を通って」

...――」(たし)かに「ひい――」という声であった...   ――」慥かに「ひい――」という声であったの読み方
山本周五郎 「風流太平記」

...平四郎はそれをかめてから...   平四郎はそれを慥かめてからの読み方
山本周五郎 「山彦乙女」

...仕事をすれば(たし)かな腕をみせるが...   仕事をすれば慥かな腕をみせるがの読み方
山本周五郎 「ゆうれい貸屋」

...遊歴の地を多く西国方面に求めたことは(たし)かであろう...   遊歴の地を多く西国方面に求めたことは慥かであろうの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...(たし)かめた上の仕事なのだ...   慥かめた上の仕事なのだの読み方
吉川英治 「源頼朝」

...……気を乎(しっかり)して! 今! もう直ぐにお助けいたしますから」岩と岩のあいだに顔を寄せていったが...   ……気を慥乎して! 今! もう直ぐにお助けいたしますから」岩と岩のあいだに顔を寄せていったがの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「慥」の読みかた

「慥」の書き方・書き順

いろんなフォントで「慥」

「慥」の英語の意味


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