例文・使い方一覧でみる「慥」の意味


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...かに死なゝいといふ自信があつた...   慥かに死なゝいといふ自信があつたの読み方
高浜虚子 「落葉降る下にて」

...かに一応そうであるに相違ないだろう...   慥かに一応そうであるに相違ないだろうの読み方
戸坂潤 「日本イデオロギー論」

...それは固より何時の頃の事であつたかに記憶もないけれど...   それは固より何時の頃の事であつたか慥に記憶もないけれどの読み方
長塚節 「竹の里人〔三〕」

...積極的に大きな力を添えているのは(たし)かですから覚えていて下さい...   積極的に大きな力を添えているのは慥かですから覚えていて下さいの読み方
夏目漱石 「こころ」

...何の運動であるか(たし)かに解(わか)らなかった...   何の運動であるか慥かに解らなかったの読み方
夏目漱石 「それから」

...又(また)何(ど)うにか心配(しんぱい)も出來(でき)やうし又(また)して呉(く)れるだらう位(ぐらゐ)の不(ふたしか)な希望(きばう)を殘(のこ)して...   又何うにか心配も出來やうし又して呉れるだらう位の不慥な希望を殘しての読み方
夏目漱石 「門」

...よろしう御座(ござ)んす(たし)かに受合(うけあ)ひました...   よろしう御座んす慥かに受合ひましたの読み方
一葉女史 「大つごもり」

...広重は(たしか)にこの二カ条に目をつけてかつ成功して居る...   広重は慥にこの二カ条に目をつけてかつ成功して居るの読み方
正岡子規 「病牀六尺」

...先生の御愛顧を受ける値打は(たし)かにあります...   先生の御愛顧を受ける値打は慥かにありますの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...詳しく書いてあるのをかめた...   詳しく書いてあるのを慥かめたの読み方
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」

...かにこれはおろかしい光景である...   慥かにこれはおろかしい光景であるの読み方
山本周五郎 「桑の木物語」

...なんの理由もなく三人で踏んだり蹴ったりしました」「理由がないことかですの」「もちろん」と得石は口ごもった...   なんの理由もなく三人で踏んだり蹴ったりしました」「理由がないこと慥かですの」「もちろん」と得石は口ごもったの読み方
山本周五郎 「五瓣の椿」

...脛がすっかり麻痺していたこともかだったろう...   脛がすっかり麻痺していたことも慥かだったろうの読み方
山本周五郎 「さぶ」

...……(たし)かに...   ……慥かにの読み方
山本周五郎 「長屋天一坊」

...江戸から来たことはかだと思うんだ」「娘さんは一人で来たのか」「いんや...   江戸から来たことは慥かだと思うんだ」「娘さんは一人で来たのか」「いんやの読み方
山本周五郎 「風流太平記」

...……それでいて気は(たし)かである...   ……それでいて気は慥かであるの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...それは(たし)かに城太郎が先頃から身を託している奈良井の大蔵に違いないからである...   それは慥かに城太郎が先頃から身を託している奈良井の大蔵に違いないからであるの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...あの口は(たしか)にこの世のものではありません...   あの口は慥にこの世のものではありませんの読み方
蘭郁二郎 「鱗粉」

「慥」の読みかた

「慥」の書き方・書き順

いろんなフォントで「慥」

「慥」の英語の意味


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