...旱魃(かんばつ)に饑饉(ききん)なしといい慣わしたのは水田の多い内地の事で...
有島武郎 「カインの末裔」
...このエレヴェーター附近を「佐用媛(さよひめ)の巌(いわ)」と呼び慣わしていた...
海野十三 「赤外線男」
...昔からの商店の慣わしである...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...白樺の浴箒(はたき)〔(これで皮膚を叩いて発汗を十分にするのが蒸風呂の慣わしである)〕を使ってよく汗を取る...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「グーセフ」
...多くの人々にとって慣わしであるように...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...感覚から起るのを慣わしとするすべての誤謬が調査せられる...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...自然の秩序を歪曲するのを慣わしとすることを見るのである...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...わしは眼が醒(さ)める慣わしで...
富田常雄 「面」
...また煙草飲みはこの糠味噌汁を食べぬと脂(やに)が咽に詰るなどといい慣わしていた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...門を閉じる慣わしであった...
直木三十五 「南国太平記」
...当家は、世子が、二十歳になれば、家を譲るのは、代々の慣わしになっているが、慣わしは、時世と共に、変って行くものじゃ...
直木三十五 「南国太平記」
...気取った仮名を昔からの言い慣わしで雅号と言ったものである...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...ひあぶりはもっぱら放火犯人にだけ課せられる慣わしであった...
服部之総 「せいばい」
...細川といううちは政治に手を出さないのが慣わしの由...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...長い間の慣わしから...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...埃及国の慣わしと致しまして...
夢野久作 「鼻の表現」
...古い平安頃からの聟取りの慣わしらしいが...
吉川英治 「新書太閤記」
...花嫁の「そうどう打ち」などという慣わしと共に...
吉川英治 「新書太閤記」
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