...見慣れない一人の外国人が...
芥川龍之介 「南京の基督」
...騒ぐ」場慣れないIは...
有島武郎 「骨」
...慣れない仕事で骨が折れました...
石川三四郎 「浪」
...見慣れない牡丹色の鼻緒の駒下駄が玄關の格子に脱いであつて...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...何だか見慣れない奇妙な形の器械が...
海野十三 「空襲葬送曲」
...慣れない靴をはいて...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...「なぜ私はこうも不幸せなんだろう?」女を扱うことに慣れない...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「頸の上のアンナ」
...見慣れない人だが...
中里介山 「大菩薩峠」
...やはり見慣れない文字の書物であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...私は慣れないことだから...
羽仁もと子 「女中訓」
...昔の世慣れない姿勢の悪い青年でいらっしゃらないのに当惑いたしたのでございます...
マルセル・プレヴォー Marcel Prevost 森鴎外訳 「田舎」
...まだタイプに慣れない彼女の指先はひりひりと痛みを訴へたが...
北條民雄 「道化芝居」
...それと同一人らしい見慣れない男が...
牧逸馬 「双面獣」
...産れて以来それを続けてゐるにも関はらず一向波に慣れない愚かな「ヤドカリ」が...
牧野信一 「鏡地獄」
...異人種との交際に慣れない私は...
牧野信一 「環魚洞風景」
...そして相変らず旅行には慣れないし...
牧野信一 「素書」
...新たな慣れない生活に飛びこむことができない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...其(その)運転手の独逸(ドイツ)人は未(ま)だ土地慣れないのか...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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