「慢」の意味
おごり高ぶること
小説での「慢」の使い方
...個人の傲慢不遜も新しい反逆のモラルと考えられる...
戸坂潤 「読書法」
...外の響きが達しない静かな室であることを自慢して...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...」「そして出来るだけ我慢(がまん)してるというんだろう...
豊島与志雄 「二つの途」
...まことに我慢のならない事だつたに違ひありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どうにも我慢が出來ませんでした」「部屋から外へは出なかつたのか」瀧五郎が口を容れました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...もう我慢が出来なくなったのです……お客のある席で...
野村胡堂 「焔の中に歌う」
...ただいま申しましたご婦人の椅子にこの上なく愚劣な傲慢(ごうまん)さを示しながらふんぞりかえっていたその有様が今も私の眼前に彷彿(ほうふつ)としているくらいですが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...吾々は無智傲慢にも...
エム・ケー・ガンヂー 福永渙訳 「非暴力」
...慢性の無感覚、体の漸進(ぜんしん)的衰弱、短期ではあるが頻繁(ひんぱん)な類癇(るいかん)(2)性の疾患などが、世にも稀(まれ)なその病の症状であった...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」
...日本はどんな田舎にでも電燈と小学校とはあると役人たちは自慢そうに云うが...
宮本百合子 「今にわれらも」
...我々が口にするのもはばかる器官の形をそっくりそのまま外に示す・あの我々自慢の・ズボンなど...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...虎造はちょっと自慢らしく声をひそめて云った...
山本周五郎 「風流太平記」
...いやはや初期のサイクリストあんまり自慢にならぬ...
山本笑月 「明治世相百話」
...あのお方一個が狡(ずる)くて驕慢(きょうまん)なわけでもない...
吉川英治 「私本太平記」
...という道理から宅助らしい我慢なのだ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...座中へ向って自慢した...
吉川英治 「源頼朝」
...当人もそれを自慢してぼくに逐一の身の上やら表彰式で撮って貰ったという写真を見せたりしたことがある...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...あたしゃもう我慢ができないんだから...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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