...二葉亭の交際した或る文人が或る雑誌に頼まれて寄稿した小説が頗(すこぶ)る意に満たないツマラヌ作であるを頻(しき)りに慚愧(ざんき)しながらも...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...」と慚愧に轉倒してゐるやうでありますが...
太宰治 「田中君に就いて」
...借銭の慚愧を消すために...
太宰治 「東京八景」
...非業無慚(ひごふむざん)の最期(さいご)によって...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...585勇はあれども其おもにアーンチロコス向ひ得ず、荒き野獸が牛群を守(も)りする犬を牧人を殺し、無慚に暴れ盡し、獵の一群寄せぬ間に、すばやく遁るあとや斯く、アーンチロコス引き返す、ネストリデース引き返す後を慕ひてヘクトール、 590トロイア軍も一齊に喊聲高く槍飛ばす、されど身方の陣に着き、むき直りつゝ立ちとまる...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...無慚の汝いかにして彼より劣る軍將を混戰中に救ふべき! 150生ける間はトロイアと汝とのため盡したる彼の屍(から)より犬の群攘ふを汝敢てせず!故にリキエー軍勢の一人われに從はゞ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...確かの勝をトロイアに、クロニーオーン與へしを、 625今や悟れるメネラオス、又勇剛のアイアース、即ち衆にアイアース・テラモニデース陳じ曰ふ、『あゝ無慚なり、トロイアに助けを天父クロニオーン、貸すを今はた悟るべし、思慮淺はかの人の子も...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...鬢毛美なる侍女を呼び、館(やかた)の中におほいなる鼎を据ゑて火を燒きて、戰場よりしヘクト,ルの歸らん時の沐浴の備なさしむ、無慚なり、沐浴既に用あらず、目は藍光のアテーネー、 445アキルリュウスの手によりて彼を討ちしをまだ知らず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...無慚なる嘆きの中に...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...わたしは自らわが過去を顧みて慚悔(ざんかい)の念に堪(た)えなかった...
永井荷風 「梅雨晴」
...それを行った後(あと)で必ず慚愧(ざんき)と自己嫌悪とに襲われるようになってからも...
中島敦 「プウルの傍で」
...芳年の無慚絵が持った境地...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...感謝と慚愧(ざんき)とをこめた抱擁だった...
長谷川時雨 「モルガンお雪」
...得体も知れぬ慚愧の情に込上げられました...
牧野信一 「早春のひところ」
...慚愧(ざんき)のあたまを下げずにはいられなかった...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...その慚愧(ざんき)を...
吉川英治 「私本太平記」
...その慚愧(ざんき)をなぜ有為な身に...
吉川英治 「無宿人国記」
...その心を非とする慚愧(ざんき)とに責められながら...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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