...すぐ慎み深い給仕(きゅうじ)らしく...
有島武郎 「或る女」
...然し彼女が慎み深く...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...――一座退(しさ)って、女二人も、慎み深く、手をつかえて、ぬかずいた...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...天恩の有難いことを思うて身を慎み行いを励まなくてはならない……」という意味のことを話されたのでありました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...されど女もし慎みて信仰と愛と潔きとに居らば...
太宰治 「ろまん燈籠」
...水戸烈公駒込に慎み...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...○同八月二十八日、一橋慶喜隠居慎み、水戸烈公水戸表へ永蟄居(えいちっきょ)、水戸慶篤卿差扣(さしひか)え、岩瀬、永井職禄を奪い謹慎、川路隠居慎み、太田備後守慎み...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...向こうは非常に慎み深かった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...思いやりのある慎み深い平素の態度とは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...穏和な哲学、欲望の節度、家庭や土地や道徳的習慣などへのやさしい執着、慎み、我(が)を通し他人を邪魔することの恐れ、感情の貞節さ、常住不断の控え目、などがあった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...いかに慎みなきわが筆とて最早(もは)や累(わざわい)を人に及さざるべし...
永井荷風 「書かでもの記」
...秘密の中に生かし置く二人の人間としての慎みが...
中里介山 「大菩薩峠」
...渋い身扮(みなり)と慎み深い様子をしておりますが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この方(ほう)に対してはお慎みなさい...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...慎み深くしていずに...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...趙雲が、よろこび勇むと、孔明はたしなめて、「ただし、一箇の功名は、きっと慎み、ただ詐(いつわ)り負けて逃げてこられよ...
吉川英治 「三国志」
...何事にも兄への服従と慎みを怠らない...
吉川英治 「源頼朝」
...終わりを慎み遠きを追えば...
和辻哲郎 「孔子」
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