例文・使い方一覧でみる「愧」の意味


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...一つとして慙(ざんき)の種でないものはなかった...   一つとして慙愧の種でないものはなかったの読み方
相馬泰三 「田舎医師の子」

...一瞬間其処には何のじらいもなかった...   一瞬間其処には何の愧じらいもなかったの読み方
豊島与志雄 「球突場の一隅」

...法廷に引出されて涜職(とくしょく)の罪を宣告せられながら胸中には別に深く(はじ)る心も起らなかった...   法廷に引出されて涜職の罪を宣告せられながら胸中には別に深く愧る心も起らなかったの読み方
永井荷風 「つゆのあとさき」

...赧(きたん)の念をも忘れる程に懷かしい...   愧赧の念をも忘れる程に懷かしいの読み方
中島敦 「山月記」

...後ではまた慚(ざんき)するのだとも思はないでもないのだが...   後ではまた慚愧するのだとも思はないでもないのだがの読み方
中原中也 「亡弟」

...これほどの慙の念は感じられまい...   これほどの慙愧の念は感じられまいの読み方
久生十蘭 「湖畔」

...敢(あえ)て(はじ)ることでもなし...   敢て愧ることでもなしの読み方
福澤諭吉 「福翁自伝」

...何とも云えない慚(ざんき)のあまりにこれを焼いてしまおうかと思ったことはあった...   何とも云えない慚愧のあまりにこれを焼いてしまおうかと思ったことはあったの読み方
堀辰雄 「菜穂子」

...今は云わば(はずか)しいなんていうのは自分の心があからむだけのことみたいなところがあるから...   今は云わば愧しいなんていうのは自分の心があからむだけのことみたいなところがあるからの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...小山も慙(ざんき)に堪(た)えず「モー分ったよ...   小山も慙愧に堪えず「モー分ったよの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...慚(ざんき)の牛頭(ごず)馬頭(めず)に苛責(せめ)られた...   慚愧の牛頭馬頭に苛責られたの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...自己の不明を慚(ざんき)してやまず...   自己の不明を慚愧してやまずの読み方
吉川英治 「三国志」

...劉曄(りゅうよう)は慙(ざんき)して...   劉曄は慙愧しての読み方
吉川英治 「三国志」

...入(はじい)るが如く...   愧入るが如くの読み方
吉川英治 「三国志」

...ひそかな慚(ざんき)を抱いていたことだった...   ひそかな慚愧を抱いていたことだったの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...慚(ざんき)にたえませぬ...   慚愧にたえませぬの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...だから後では慚(ざんき)にたえなかった...   だから後では慚愧にたえなかったの読み方
吉川英治 「随筆 新平家」

...おれは何をして来たか」慙(ざんき)に打たれて...   おれは何をして来たか」慙愧に打たれての読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「愧」の読みかた

「愧」の書き方・書き順

いろんなフォントで「愧」

「愧」の英語の意味


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適言   心痛   僧斎  

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