...彼はその小説に感興して一気に読み終えた...
...彼女との会話がとても面白く、感興を持って聞いていた...
...その映画は観客全員が感興した...
...彼の話を聞いていると、どんどん感興が沸いてきた...
...彼女は自然の美しさに感興して、毎日散歩している...
...折角の読者の感興をぶち壊すようなものじゃありませんか? この小品が雑誌に載るのだったら...
芥川龍之介 「奇遇」
...そうして自己独得の芸術的感興を表現することに全精力を傾倒するところの人だ...
有島武郎 「広津氏に答う」
...これを考えましても、私たち筆執るものには、この第一感興が、最も重要なものだと思われます...
上村松園 「虹と感興」
...感興の涌くままに...
大阪圭吉 「闖入者」
...何の感興もなく初まって何の感興もなく終った...
相馬泰三 「六月」
...感興が湧(わ)いてきた時や...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...それが読む人の感興をひくという事とは全然別な事で...
寺田寅彦 「案内者」
...とにかくこれらの場合における科学者の心の作用は芸術家が神来の感興を得た時のと共通な点が少なくないであろう...
寺田寅彦 「科学者と芸術家」
...お茶を呑(の)みに喫茶店へ入ったりして感興を唆(そそ)とうとしているのか...
徳田秋声 「仮装人物」
...伝統的なる感興を催すことが出来ないでもない...
永井荷風 「葛飾土産」
...感興を掻き立てる工夫はありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...彼女の口調が次第に感興的になつて来ると...
牧野信一 「舞踏会余話」
...われわれは昔ながらのピークハンティングの中に健全なスポーツ的感興を求めていこう...
松濤明 「ピークハンティングに帰れ」
...あの美術家たちが求める感興や気分や情緒や...
柳宗悦 「工藝の道」
...真の画家は感興家でなくつてよいと思ふ...
山村暮鳥 「小川芋銭」
...しかもこの海の刺戟に感興をおぼえ...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...また多大な感興と好奇も抱いた...
吉川英治 「新書太閤記」
...しかるにデュウゼのは四五度以上同じ物を見ると感興が薄らいでしまう...
和辻哲郎 「エレオノラ・デュウゼ」
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