...俺の酔ってるのが分るのは感心な小僧だ...
有島武郎 「星座」
...俥夫(くるまや)の宅(うち)にあつても感心な程腹の太いもので...
薄田泣菫 「茶話」
...それは感心なこころがけだ...
太宰治 「右大臣実朝」
...ほんとうに感心な若いまじめな坑夫は...
太宰治 「女生徒」
...「その感心な兵士のしたことはなるほど偉いには違いありませんが...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...こういうところだけは親方は感心なものだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...それを返してしまうまではどうしたって恩は消えやしないからな」「君は感心な男だ...
夏目漱石 「虞美人草」
...いわゆる家業に精を出す感心な人というのは取(とり)も直(なお)さず真黒になって働いている一般的の知識の欠乏した人間に過ぎないのだから面白い...
夏目漱石 「道楽と職業」
...感心な子じゃありませんか」「御苦労御苦労...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...平次の無感心な心にも燒きついて居たのでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...色は論なく黒きに感心なは目つき何處までもおどけて兩の頬に笑くぼの愛敬...
樋口一葉 「たけくらべ」
...これらの感心なお坊さん達と...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...感心なのか、臆病なのか知らないが、金のことだと、この人は、はつきりしたアテがない限りはどんな借りも拵へない、だからいくら酔つたつて大丈夫だ――そんなやうな意味のことを細君は、誰に云ふともなしに呟きながら立ち上ると、彼に、「十円しかなかつたんだよ...
牧野信一 「雪景色」
...感心なもんですねえ...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...おつ母(か)さんに孝行するのは感心なものぢや...
宮原晃一郎 「孝行鶉の話」
...――ぬけ参りとは感心な娘さんだ...
山本周五郎 「風流太平記」
...それから今一つ感心な事がある...
夢野久作 「近世快人伝」
...……それは感心なものだな...
吉川英治 「三国志」
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