例文・使い方一覧でみる「感心な」の意味


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...(剣を抜く)王 年の若いのに感心な男だ...   王 年の若いのに感心な男だの読み方
芥川龍之介 「三つの宝」

...話の筋も通って人のあしらいもそりゃ感心なもんよ...   話の筋も通って人のあしらいもそりゃ感心なもんよの読み方
伊藤左千夫 「姪子」

...霜兵衛さんだけは感心な豪(えら)い仁(ひと)だ...   霜兵衛さんだけは感心な豪い仁だの読み方
内田魯庵 「犬物語」

...実に感心な女なのだった...   実に感心な女なのだったの読み方
海野十三 「不思議なる空間断層」

...小林君の名案にすっかり感心なすって...   小林君の名案にすっかり感心なすっての読み方
江戸川乱歩 「少年探偵団」

...だが唯一つ感心なのは...   だが唯一つ感心なのはの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...実に感心な女中さんだと...   実に感心な女中さんだとの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...感心な稚児だ...   感心な稚児だの読み方
谷崎潤一郎 「二人の稚児」

...感心なほどでまたうるさいほどだった...   感心なほどでまたうるさいほどだったの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...それで水車小屋の中にのみ引込んでいるが、感心なことには、毎朝欠かさず主人弾正の御機嫌伺(ごきげんうかが)いに行きます...   それで水車小屋の中にのみ引込んでいるが、感心なことには、毎朝欠かさず主人弾正の御機嫌伺いに行きますの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...どうも御無沙汰をしちゃった」感心なことに米友は...   どうも御無沙汰をしちゃった」感心なことに米友はの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...それでも感心なのは...   それでも感心なのはの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...そこへ行くと箆棒(べらぼう)には違ないが感心なところがあります...   そこへ行くと箆棒には違ないが感心なところがありますの読み方
夏目漱石 「彼岸過迄」

...感心な乃木式(のぎしき)の人なりと讃(ほ)める人もある...   感心な乃木式の人なりと讃める人もあるの読み方
新渡戸稲造 「自警録」

...上井戸は車にて綱の長さ十二尋(ひろ)、勝手は北向きにて師走(しはす)の空のから風ひゆうひゆうと吹ぬきの寒さ、おお堪えがたと竈(かまど)の前に火なぶりの一分(ぷん)は一時(じ)にのびて、割木ほどの事も大台にして叱(しか)りとばさるる婢女(はした)の身つらや、はじめ受宿(うけやど)の老媼(おば)さまが言葉には御子様がたは男女(なんによ)六人、なれども常住家内(うち)にお出(いで)あそばすは御総領と末お二人、少し御新造(ごしんぞ)は機嫌かいなれど、目色顔色(かほいろ)を呑(の)みこんでしまへば大した事もなく、結句おだてに乗る質(たち)なれば、御前(おまへ)の出様一つで半襟(はんゑり)半がけ前垂(まへだれ)の紐(ひも)にも事は欠くまじ、御身代は町内第一にて、その代り吝(しは)き事も二とは下(さが)らねど、よき事には大旦那(おほだんな)が甘い方(はう)ゆゑ、少しのほまちは無き事も有るまじ、厭(い)やに成つたら私の所(とこ)まで端書(はがき)一枚、こまかき事は入らず、他所(よそ)の口を探せとならば足は惜しまじ、何(いづ)れ奉公の秘伝は裏表と言ふて聞かされて、さても恐ろしき事を言ふ人と思へど、何も我が心一つで又この人のお世話には成るまじ、勤め大事に骨さへ折らば御気に入らぬ事も無き筈(はづ)と定めて、かかる鬼の主(しゆう)をも持つぞかし、目見えの済みて三日の後(のち)、七歳(ななつ)になる嬢さま踊りのさらひに午後よりとある、その支度は朝湯にみがき上げてと霜氷る暁、あたたかき寝床の中(うち)より御新造灰吹きをたたきて、これこれと、此詞(これ)が目覚しの時計より胸にひびきて、三言とは呼ばれもせず帯より先に襷(たすき)がけの甲斐々々(かひがひ)しく、井戸端に出(いづ)れば月かげ流しに残りて、肌(はだへ)を刺すやうな風の寒さに夢を忘れぬ、風呂は据風呂(すゑふろ)にて大きからねど、二つの手桶(てをけ)に溢(あふ)るるほど汲(く)みて、十三は入れねば成らず、大汗に成りて運びけるうち、輪宝(りんぽう)のすがりし曲(ゆが)み歯の水ばき下駄(げた)、前鼻緒のゆるゆるに成りて、指を浮かさねば他愛(たわい)の無きやう成(なり)し、その下駄にて重き物を持ちたれば足もと覚束(おぼつか)なくて流し元の氷にすべり、あれと言ふ間もなく横にころべば井戸がはにて向ふ臑(ずね)したたかに打ちて、可愛(かわい)や雪はづかしき膚(はだ)に紫の生々しくなりぬ、手桶をも其処(そこ)に投出(なげいだ)して一つは満足成しが一つは底ぬけに成りけり、此桶(これ)の価(あたゑ)なにほどか知らねど、身代これが為(ため)につぶれるかの様に御新造の額際(ひたへぎは)に青筋おそろしく、朝飯(あさはん)のお給仕より睨(にら)まれて、その日一日物も仰(おほ)せられず、一日おいてよりは箸(はし)の上げ下(おろ)しに、この家(や)の品は無代(ただ)では出来ぬ、主(しゆう)の物とて粗末に思ふたら罸(ばち)が当るぞえと明け暮れの談義、来る人毎(ごと)に告げられて若き心には恥かしく、その後(ご)は物ごとに念を入れて、遂(つ)ひに麁想(そさう)をせぬやうに成りぬ、世間に下女つかふ人も多けれど、山村(やまむら)ほど下女の替る家は有るまじ、月に二人は平常(つね)の事、三日四日に帰りしもあれば一夜居て逃出(にげいで)しもあらん、開闢(かいびやく)以来を尋ねたらば折る指にあの内儀(かみ)さまが袖口(そでぐち)おもはるる、思へばお峯(みね)は辛棒もの、あれに酷(むご)く当(あたつ)たらば天罸(てんばつ)たちどころに、この後(ご)は東京広しといへども、山村の下女に成る物はあるまじ、感心なもの、美事(みごと)の心がけと賞(ほ)めるもあれば、第一容貌(きりよう)が申分なしだと、男は直(じ)きにこれを言ひけり...   上井戸は車にて綱の長さ十二尋、勝手は北向きにて師走の空のから風ひゆうひゆうと吹ぬきの寒さ、おお堪えがたと竈の前に火なぶりの一分は一時にのびて、割木ほどの事も大台にして叱りとばさるる婢女の身つらや、はじめ受宿の老媼さまが言葉には御子様がたは男女六人、なれども常住家内にお出あそばすは御総領と末お二人、少し御新造は機嫌かいなれど、目色顔色を呑みこんでしまへば大した事もなく、結句おだてに乗る質なれば、御前の出様一つで半襟半がけ前垂の紐にも事は欠くまじ、御身代は町内第一にて、その代り吝き事も二とは下らねど、よき事には大旦那が甘い方ゆゑ、少しのほまちは無き事も有るまじ、厭やに成つたら私の所まで端書一枚、こまかき事は入らず、他所の口を探せとならば足は惜しまじ、何れ奉公の秘伝は裏表と言ふて聞かされて、さても恐ろしき事を言ふ人と思へど、何も我が心一つで又この人のお世話には成るまじ、勤め大事に骨さへ折らば御気に入らぬ事も無き筈と定めて、かかる鬼の主をも持つぞかし、目見えの済みて三日の後、七歳になる嬢さま踊りのさらひに午後よりとある、その支度は朝湯にみがき上げてと霜氷る暁、あたたかき寝床の中より御新造灰吹きをたたきて、これこれと、此詞が目覚しの時計より胸にひびきて、三言とは呼ばれもせず帯より先に襷がけの甲斐々々しく、井戸端に出れば月かげ流しに残りて、肌を刺すやうな風の寒さに夢を忘れぬ、風呂は据風呂にて大きからねど、二つの手桶に溢るるほど汲みて、十三は入れねば成らず、大汗に成りて運びけるうち、輪宝のすがりし曲み歯の水ばき下駄、前鼻緒のゆるゆるに成りて、指を浮かさねば他愛の無きやう成し、その下駄にて重き物を持ちたれば足もと覚束なくて流し元の氷にすべり、あれと言ふ間もなく横にころべば井戸がはにて向ふ臑したたかに打ちて、可愛や雪はづかしき膚に紫の生々しくなりぬ、手桶をも其処に投出して一つは満足成しが一つは底ぬけに成りけり、此桶の価なにほどか知らねど、身代これが為につぶれるかの様に御新造の額際に青筋おそろしく、朝飯のお給仕より睨まれて、その日一日物も仰せられず、一日おいてよりは箸の上げ下しに、この家の品は無代では出来ぬ、主の物とて粗末に思ふたら罸が当るぞえと明け暮れの談義、来る人毎に告げられて若き心には恥かしく、その後は物ごとに念を入れて、遂ひに麁想をせぬやうに成りぬ、世間に下女つかふ人も多けれど、山村ほど下女の替る家は有るまじ、月に二人は平常の事、三日四日に帰りしもあれば一夜居て逃出しもあらん、開闢以来を尋ねたらば折る指にあの内儀さまが袖口おもはるる、思へばお峯は辛棒もの、あれに酷く当たらば天罸たちどころに、この後は東京広しといへども、山村の下女に成る物はあるまじ、感心なもの、美事の心がけと賞めるもあれば、第一容貌が申分なしだと、男は直きにこれを言ひけりの読み方
樋口一葉 「大つごもり」

...それよりも感心なは居暁の博物(ものしり)で...   それよりも感心なは居暁の博物での読み方
南方熊楠 「十二支考」

...佐分さんは感心なことには池には鯉がゐませんといはれたが...   佐分さんは感心なことには池には鯉がゐませんといはれたがの読み方
室生犀星 「京洛日記」

...かわいい女房の良心の方に(何という感心な慈悲心だろう!)...   かわいい女房の良心の方にの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

「感心な」の書き方・書き順

いろんなフォントで「感心な」

「感心な」の電子印鑑作成

「感心な」の英語の意味


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