...なかなか感心なひとなのよ...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「アヒルの庭で」
...それどころか、アンネ・リスベットは、みんなから、正直で感心な、りっぱな女だと思われているのです...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「アンネ・リスベット」
...話の筋も通って人のあしらいもそりゃ感心なもんよ...
伊藤左千夫 「姪子」
...じつに感心な少年であった...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...魚行商のおばさんはほんとうに感心な女性だ...
種田山頭火 「其中日記」
...感心なことに、皮一重まで持って行って肉へは触(さわ)らせない、それで寄手(よせて)の連中がひっくり返る...
中里介山 「大菩薩峠」
...あとを怠る故」「感心なことでございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...感心なことに宇治山田の米友は...
中里介山 「大菩薩峠」
...それにこういう手紙を寄こしてくれるのは感心な話である...
中谷宇吉郎 「小さい機縁」
...感心な人で」「眞太郎さんとは?」「相手にもしないし...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...色は論なく黒きに感心なは目つき何処までもおどけて両の頬(ほう)に笑(ゑ)くぼの愛敬...
樋口一葉 「たけくらべ」
...「感心なねえちゃんじゃ...
火野葦平 「花と龍」
...「真個(ほんと)に本田さんは感心なもんだナ...
二葉亭四迷 「浮雲」
...大檀那の身の上では感心な事さね...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...ところが感心な事に...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...それから今一つ感心な事がある...
夢野久作 「近世快人伝」
...感心なもんだな...
夢野久作 「爆弾太平記」
...しかしまた少(ちひ)さいにしては感心な処(ところ)も有升(あります)...
若松賤子 「黄金機会」
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