...熱血教師は努力を惜しまない姿勢が生徒たちにも感化力を与えている...
...彼の感化力によって、多くの人々が寄付をするようになった...
...社長の感化力で、従業員たちは仕事に取り組む意欲が湧いてきた...
...彼の感化力によって、私は今日から禁煙することを決めた...
...その映画は観客たちの感化力を引き出すストーリー展開だった...
...蔡兩氏は無政府主義的理想家としてともに支那青年層に多大の感化力を持つに至りました...
石川三四郎 「浪」
...およびその感化力と相俟って能(よ)くその目的を達し...
石原莞爾 「戦争史大観」
...これによって僕は宗教の感化力がその教義のいかんよりも...
泉鏡花 「おばけずきのいわれ少々と処女作」
...別に偉人の人格より發動する感化力に待つもの多し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...彼れの感化力も亦驚くべきものなくむばあらず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...それも限られたきわめて間歇(かんけつ)的な感化力だったが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...感化力を及ぼす力もきわめて薄弱であります...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...これだけはいくら怜悧(りこう)な奥さんの感化力でもどうする訳にも行かないと見えますね...
夏目漱石 「明暗」
...即ち人としての感化力を与うる余地を造りたい...
新渡戸稲造 「教育家の教育」
...すなはち、そのやうな關聯は、我々が死者たちやこれから生れて來るものたちと何等のけぢめもなしに分たうとしてゐる、深い、感化力のある、あの世の中心への新しい結合なのであります...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「ドゥイノ悲歌」
...感化力を社会の下層にまで及ぼさんとの必要は...
正岡子規 「人々に答ふ」
...感化力を下等社会に及ぼすの必要あるかも知らず...
正岡子規 「人々に答ふ」
...これは釈迦牟尼仏の在世およびその感化力の存した正法時のためのものであって...
三木清 「親鸞」
...讀者に與へる感化力は偉大である...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...貝塚氏の『中国古代史学の発展』が大きな感化力で...
柳田国男 「海上の道」
...今の智慮あり趣味ありまた感化力ある人たちの...
柳田国男 「木綿以前の事」
...かような翁の無敵の感化力が如何に徹底したものであったかは...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...あとから来る弟子たちに対する教師の感化力はさらに大きくなって来る...
和辻哲郎 「孔子」
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