...ヤソ教者悪人を感化するの力なし友人某...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...罪人悪徒を感化することあたわざるか...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...民の名望一たび爾の有(ゆう)に帰せば彼らを感化する掌(たなごころ)を反(かえ)すより易し」と...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...汝筆を採(とっ)て汝の意見を発表するを得ず故に汝世を感化するの力を有せずと言うや...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...それが世界を感化するの勢力を持つにいたった原因は...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...明治の威光が彼等を感化する事の出來ない事をば氣味よく世間に發表してゐるも同樣である...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...人間としてもっとも広くかつ高き理想を有した人で始めて他を感化する事ができるのでありますから...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...それでゐて他人を感化するのですね...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...その乱暴生が徳義を以(もっ)て人を感化するなど云う鹿爪(しかつめ)らしい事を考える訳(わ)けもない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...いやしくも文筆を以て世に立つものは社会を感化するという心でなければならん...
村井弦斎 「食道楽」
...然(しか)らば何の点が文筆に貴いかというのに精神を以て人を感化する力がなければ文学は社会の贅沢物(ぜいたくぶつ)だ...
村井弦斎 「食道楽」
...既に感化する所あれば則ち是れ宗教なり...
山路愛山 「詩人論」
...たといその生前にわずかの人々をしか感化することができなかったとしても...
和辻哲郎 「孔子」
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