...みなその国固有の学問を愛重し芸術を保護し...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...その国の学を保護し愛重すること...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...しかし人生を愛重するものは...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...また愛重(めぐ)みたまへることも...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...山葵(わさび)1・8(夕)洋画家の岡野栄氏が学習院の同僚松本愛重博士などと一緒に房州に往つたことがあつた...
薄田泣菫 「茶話」
...小石川植物園内の大銀杏は維新後危(あやう)く伐(き)り倒されようとした斧(おの)の跡が残っているために今ではかえって老樹を愛重(あいちょう)する人の多く知る処となっている...
永井荷風 「日和下駄」
...此マヽニテ本邦ノ人ガ我ガ古物ヲ愛重スルコトヲ務メズハ...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「好古小言」
...(がく)の卵を貪(むさぼ)り食うから土人に愛重さる...
南方熊楠 「十二支考」
...面首を以て愛重された男子はことごとく柔弱萎縮しおわると説く者甚だ多きも...
南方熊楠 「十二支考」
...アラブ人が馬を愛重する有様などを尤(いと)面白く書いた...
南方熊楠 「十二支考」
...太子は王の愛重厚ければ珠くらいの事で殺されじ...
南方熊楠 「十二支考」
...これが池田氏の偶(たまたま)獲た曼公の遺品を愛重(あいちょう)して措(お)かなかった所以である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...私は国語を愛重することにおいて...
与謝野晶子 「教育の民主主義化を要求す」
...督軍呉俊陞氏に愛重されてゐる明敏な壮年中将である...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...愛重(あいちょう)措(お)かなかったほどの人物である...
吉川英治 「新書太閤記」
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