...愛らしさをなくし...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...その透き通るような翼を持った快活な愛らしさ...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...顎(あご)のくくしめの愛らしさ...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...何んとなく手の中へ入れて丸められるような可愛らしさがありますから...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...玉子を剥(む)いたような可愛らしさ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お美乃の可愛らしさのせいだったかもわかりません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...死骸の可愛らしさは涙を誘(さそ)ひます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...可愛らしさは申分ないにしても...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...口もとの可愛らしさといふものは――」「もう澤山だよ――その次は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...目元の可愛らしさというものは――」「もう沢山だよ――その次は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...娘らしい可愛らしさが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お前は?」八五郎は相手の可愛らしさに釣られて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...たまらない可愛らしさです...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...それを眺めて、不断の微笑を送って居るのは、仏蘭西(フランス)の古典らしい油絵の少女で、その隣の扉(と)を押し開けると、次の間は小さく纏まった寝室、所謂(いわゆる)ハイカラにした紅閨(こうけい)で、小卓にも、寝台にも、羽根布団にも、若い娘の好みらしい、可愛らしさと、金持の一粒種らしい豪勢さが溢れます...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...お伽噺的な愛らしさで...
宮本百合子 「印象」
...これは小花と揃(そろい)とは言ひ兼ねてか口籠(くちごも)る愛らしさ...
森鴎外 「そめちがへ」
...だが可愛らしさに過ぎないものを力と呼んだり・鋭いだけのものを堅いといったり・または美しいだけのものを良いといったり・しないように...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...首をすぼめて小さくなッたその風の可愛らしさ,娘はその身の貌(かお)を「コロ」の貌から二三寸離して...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
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