...垣根の修繕にその日を暮す愚かな人たちである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...その分だけ不幸で愚かな人間となり...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...』しかし愚かな人々は只平気で頭を振つてゐました...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...よほど愚かな人であったに相違ありません...
高神覚昇 「般若心経講義」
...私はどうしてこんなに愚かな人間でございましょうか...
高神覚昇 「般若心経講義」
...世界は自分らのためにのみできているとばかり思っているわれわれ愚かな人間は茫然(ぼうぜん)としてテントの小窓からこの恐ろしい生命のあらしをながめてため息をつくであろう...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...しかしわれわれ愚かな人間にはそれらの運動が何を意味するか...
寺田寅彦 「映画時代」
...また蜘蛛(くも)や甲虫や蝶などといかなる「社会」を作っているのか愚かな人間には想像がつかないのである...
寺田寅彦 「小浅間」
...基礎的の原理原則を探り当てる大科学者は常に最も無知な最も愚かな人でなければならぬ...
寺田寅彦 「知と疑い」
...それでなくともわたしのような愚かな人間に...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...調伏を行うような愚かな人間ではなかった...
直木三十五 「南国太平記」
...賢い人も愚かな人もあります...
羽仁もと子 「女中訓」
...私はかなり愚かな人間です...
三好十郎 「清水幾太郎さんへの手紙」
...(c)愚かな人たちよ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...愚かな人間はまんまと掴まされる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...愚かな人たちが愚かでない言葉を吐くのを聞く...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...愚かな人々をだましにゆくのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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