...年を重ぬるに從つて段々愚かさが増して來た...
石川啄木 「葬列」
...私の愚かさ故である...
太宰治 「善蔵を思う」
...執拗な妖怪のために既に命を捨てようとした其の愚かさを顧みて...
田中貢太郎 「魔王物語」
...愚かなものは愚かさに徹する――与へられた...
種田山頭火 「行乞記」
...初めて自分のきたなさと不作法と「平素(ふだん)の」服装でリュクサンブールに散歩に行く非常な愚かさとを気づいた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...つくづくとこの身の愚かさが身にこたえる...
中里介山 「大菩薩峠」
...計算の答えのような解答を求めようとした己(おのれ)の愚かさ...
中島敦 「悟浄出世」
...俺が今まで其処(そこ)に思い至らなかったとは何たる愚かさであろう...
浜尾四郎 「彼が殺したか」
...マンの人のよさと愚かさとを嘲笑うように...
火野葦平 「花と龍」
...あの人を少しでも疑うなんて、あの人をふみつけにすることにもなるし、妾自身の愚かさ、醜さを妾自身に証明することにもなるのだから...
平林初之輔 「オパール色の手紙」
...自分の愚かさが分った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...だんだんに彼の先程(さつき)の所謂「愚かさ」が解り...
牧野信一 「夏ちかきころ」
...良人というものは妻の愚かさによっても良人としての自分を痛感させられる場合がある...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...神は宣教の愚かさによって信ずる者を救うこととなされたのである」(「コリント人への第一の手紙」一の十九―二十一)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼らもまたわたしと同様に自分が虚しさと愚かさとに充満していることを悟るであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わたしの分別に訴えて見れば何という愚かさであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...さてもおれは心つきながら心せなんだ愚かさよ...
山田美妙 「武蔵野」
...玉砕(ぎょくさい)を潔(いさぎよ)しとして主張していた一徹な愚かさを...
吉川英治 「剣の四君子」
便利!手書き漢字入力検索
