...愚にもつかないはしたなさを...
李孝石 「蕎麦の花の頃」
...愚痴になるわけはないが...
泉鏡花 「婦系図」
...財産ハ愚カ生命マデモ懸ケテ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...これ甚だ愚なり...
高木敏雄 「比較神話学」
...「私は無教育でありまして到底高等の教育を受けた人の奥様になる資格はありませんが――もう一年も仕事でも勉強して――」御房さんがこんな事をもしくは之に類似した事を愚妻まで申し出たそうです...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...人民の愚なものがある所...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...愚にもつかない連想の糸を手繰(たぐ)って...
谷崎潤一郎 「恐怖」
...いはゞ彼は愚人で...
種田山頭火 「行乞記」
...私が愚かにも思い描いていたより...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「感覚の殻」
...相当大きくなっていながら通りがかりの人に捕えられるくらいであるから鷹揚(おうよう)というよりはむしろ愚鈍であるかと思われた...
寺田寅彦 「備忘録」
...しかして敵は愚かにも氣の錯亂に亡び去る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...愚弄されても金公は一向お感じがなくベラベラ喋る...
中里介山 「大菩薩峠」
...その愚物の中に当然勘定せらるべき妻君へ向けて委細を報知してその意向を確めた...
夏目漱石 「カーライル博物館」
...云つてたよ」「マザーの方か?」「うん」愚や愚や...
林芙美子 「愛する人達」
...愚にもつかぬ出来事が我等の主人公をいたくまごつかせた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...九丁もわきにそれる愚か者もございます...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...竹籠(たけかご)をかむキリギリスの如き愚(ぐ)を演じさせる...
吉川英治 「江戸三国志」
...それでもまだ「愚鈍なる我」に対して腹が癒えないとみえて...
吉川英治 「三国志」
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